Twitterを始めてからの話


これからTwitterを始める人の参考になればと「Twitterのススメ」というTwitter紹介記事を書いたのですが、始めた後の流れがちょっと駆け足になっちゃってたので、追加のようなものを。

Twitterを始めた後の最初の壁


TwitterというWebサービスを楽しめるかどうかってのは、最終的には向き不向き、こういう緩いコミュニケーションをどう捉えるか?って所に収束するとは思うのですが、最初にTwitterを始めてから楽しさに気づくまでの間にも壁が立ちはだかっているような気がします。


というのは、このTwitterというサービス、ユーザー登録して使い始めたばかりというのは、誰かをaddしてFriends登録しないと画面で見えるのは自分の独り言だけ・・・なんて状態。誰かをaddしないことには面白さに気づくとかいう以前の状態なわけです。単なるメモ帳と変わらないのですから。


私が始めたときは、こちらから一方的に相手を知ってる関係な人、例えば自分がよく見てるブログの人だったり、名前を知ってる人だったりとそういう人が結構いたので、addする対象には事欠かなくあっという間に数十人くらいを登録するに至りました。


Friends数の規模


Twitterの発言の流れって、

  • 数人くらいの場合
    • 登録してる人全ての発言に目がいく。
  • 数十人くらいの場合
    • かなりの数の発言が流れるので、全部を追いかけるという感じじゃなくなってくる。
  • それ以上
    • 膨大な発言の流れの中で、気になる発言を追いかける?

のように、Friends登録してる人の規模によって、受ける感じが違うんじゃないかと思っていて、私がTwitter面白いかも?!と実感しだしたのは、Friends登録数が数十人くらいになったときだったのです。


ある程度の発言数が自分のHomeで流れるようになることで、

  • とてもじゃないけど全部をこまめに追いかけることができない
  • 無理に全部の発言を見ずに自分が何かを書くときに画面に出てる発言を見るくらいでもいいんじゃないの?
  • 「@xxxxx」コマンドで、誰かに向けて話しかけられるけど、それも見られているかどうかは分からない
  • 返信が帰って来ることが強く望まれるメールやチャットとは違う、返信があるかどうか分からないコミュニケーション

のように、twitterの中で流れている

「どこからでも好きなときにフラッと参加できて、気になる発言があったら話しかけられるけど、返事がくるかどうかは分からないし、必ず返事しなければならないという堅苦しさもない。」

という雰囲気を感じられたのです。


どうやってFriendsを増やすか?


でも、Twitterを始めてはみたものの、いったい誰をaddすればいいんだろう? 知り合いなんていないよ! 知ってる人もいない!なんて人も結構いると思うんですよね。

誰かをaddしていかないとどんな雰囲気なのか分からないけど、addするあてがない。


そんなときのFrinedsの増やし方としては、以下のようなものがあるかと。

  • はてなグループ::ついったー部 - Friends登録ご自由に」のリストからaddる。
    • 誰かがaddしてくれたら、こっちもaddし返すことでFriendsが増える!という技を使うために「私をaddしてくれていいですよ!」というtwitterユーザーが自己登録してるリストです。いや、そんな技が提唱されていたかどうかは分かりませんが(笑) いつの間にかきっちり自己紹介文を入れるって形になってたので、addるときの参考にしやすくなっています。このページ、各ユーザーが自分で書き換えることで追加してってるので、上方向と下方向の両方に伸びていってます。真ん中らへんのコメントなしユーザー群が始めの頃に登録してた人達だったりします。(含む私)
  • Twitter検索 : Search」で気になるキーワードを検索して、それについて発言しているユーザーを探してaddる。
    • 自分が気になる話題を話しているような人をFrinedsに登録する方が面白い発言、気になる発言に出会える確率はあがるはず。
  • 誰かのTwitterページのFriendsリストから、アイコン画像をたよりに波長の合いそうなユーザーを探す旅に出る。
    • ユーザーのページを渡り歩き、その人の発言、紹介文(Bio)、サイトなどから気になる人を探していく。


知らない人も気軽にaddできるってのは、twitterがかなりの早さで人気が広まっていっている理由のひとつだと思います。


Twitterでの発言は基本的に誰でも見られる状態になっており、誰かをaddるというのは、自分のHome画面でその人の発言が見られるようになる=私はあなたの発言を見ていますよと告知する、ということです。そういう意味からすると、Friendsってよりかは、ストーカー?(笑)みたいなニュアンスを感じたりするのですが、まぁそこはイメージなどの問題もあってFrinedsって言葉になっているのだと思います。

あなたが誰かをaddると、あなたのFrinedsリストにその人が載るのと同時に、相手にも「あなたにFriends登録されました」という連絡が行っています。相手の画面ではFollowersの部分にあなたが登録されています。



設定中のProtect my updatesをチェックしてFriends登録している人にしか発言を見られなくしている人をaddるのは、ちょっと考えたほうがいいかもしれません。もしかしたら、知人とだけでtwitterを使いたくてそう設定しているかもしれないからです。


Protect my updatesをチェックしてる人には、本当に知人だけでTwitterを利用したい、ってのと、Friends登録した人達だけに発言をみせたい(それ以外の人には見えない状態にしたい)ってのがあるんじゃないかと思ってて、前者か後者かは他人からは分からないので、知人だけでTwitterをやりたいって人は紹介文(Bio)にその旨記しておくといいかもしれません。


「addされたらaddしかえす」のはなぜか


Twitterのススメ」を書いてから数十人の方々にaddされたので、それらの人達をaddしかえしておきました。まれによくわからない外人からaddされたりすることもあるので、一応相手のページは見に行って確認してaddしてますけど。


「addされたらaddし返さなくてはならない」なんて決まりはありませんが、まぁお互いに発言を読める関係な方が楽しいかな、ってのがその理由。どういう理由からか分からないけど自分をaddしてくれたのだから、その人の発言も見ることができるようにしておくことで、新しいコミュニケーションが生まれるかもしれませんし。


このFriends登録は、後から自由に設定を変更することもできるので、発言量が爆発的に多いとか、見たくないような文章をがんがん流すとか、揉め事起こすとか、そういうFriendsがいたら登録を解除することがあるかもしれませんが、今のところそういうユーザーにはまだ出会っていません。


Twitterはこれからどこに向かうのか?


Twitterの今のこの楽しさって、例えばネットRPGのβ版で本当にそのゲームをやりたい熱い熱意を持った人達が集まってきてるからこその熱気みたいな感じがあって、この状態がいつまで続くかは分かりません。

もしかしたら数ヶ月でみんな飽きてしまってるかもしれないし、逆に手が付けられないほどの大人気になってるかもしれない。


さまざまなTwitter類似サービスも増えてきていて、まんまTwitterを日本語化したようなものから、SNSTwitter的要素を絡めたものとか、いろんな形のものが出てきています。本家Twitterが混雑してきたりすると、そういった新しい類似サービスへ人が流れることもあるかもしれませんし、本家以外の類似サービスから人気に火がつき始めるなんてこともあるかもしれません。



個人的には、携帯から利用できて外出中のちょっとした時間つぶしになるのに結構はまってたりします。GWでの帰省中でも、長い移動時間の合間にちょこちょことTwitterを利用して時間つぶししてました。これは携帯だけでネットを利用する人にも十分受け入れられそうな気がします。



では、良いTwitterライフを。