はてなブックマークを一般層により分かりやすくするための考察(1)


betaグループ - 別冊はてな話 - はてブ冒頭の文章に対する世間一般的な反応の予測」を読んで。


確かにはてなブックマークのトップページにおける説明だけ見た場合、一般層はほとんど置いてけぼりになるであろうことは、id:sugioさんが予測してる世間一般的な反応ってのの通りな気がします。


でも、まぁ限られた少ない紹介部分で1から全部分かるような説明を書くのはさすがに至難の技。じゃ、もっと詳しい説明ページは?と思うと

※使い方など詳細はヘルプ、仕様変更・新しい機能のお知らせははてなブックマーク日記をご覧ください。

と小さく表記されているだけ。


もともと新しいしくみで、しかも用語がブックマークとか、お気に入りとか、いろんな過去からある用語とかぶっていたりして分かりにくさが爆発してるのだから、説明ページへのリンクはもっと目立つ形で用意すべき。


じゃ、説明ページを読んでみる


はてなブックマークについて興味を持った人が説明ページ(はてなブックマーク - ソーシャルブックマーク)にやってきたとします。一般層になったつもりで上から読みつつ、ブックマーカーとしての感想も盛り込んでみるテスト。


各見出しごとに分けて分析。

はてなブックマークって何?


ここはつかみ。ここが分からないと、これ以降の説明は全て無意味と化します。

はてなブックマークはブックマークを通じて他の人とつながったり、注目の話題を簡単に探すことができる、ソーシャルブックマークです。

ソーシャルブックマーク」というものが存在していて、それが最近話題になってるらしい、ってのは一般層も気づきだしていますが、じゃあ「ソーシャルブックマーク」がどういうものなのか?って言ったら、きちんと答えられる人ってまだほとんどいない状態だと思うので、ソーシャルブックマークです、って言われても「???」って人が多いのではないでしょうか。

あと、ブックマークと言われてみんなが想像するブラウザ上のブックマークで、どうして他の人とつながれるんだろう?とかも疑問に思いそう。ブラウザ上のブックマークと、ウェブ上にブックマークするという行為の違いを説明する必要があります。

例えばニュースなどを読んでいて面白いエントリー(ページ)があったらその場ではてなブックマークにブックマーク。すると、

* そのブックマークを自動でカテゴリ分けして整理します。
* ブックマークに含まれるキーワードを元に、関連したページを探すことができます。
* 同じページをブックマークしている他のユーザーがわかります。似たような話題を追いかけている人を探すことができ、またコメントを通じてそのエントリーにみんながどういう感想をもったかを知ることができます。

といった効果が得られます。これらの効果はきっと、あなたに新たな人・情報との出会いをもたらすことでしょう。

上ふたつの自動カテゴリ分けと、キーワード分類、私はほとんど使ったことありません。それよりも一番下の三つ目の文章をもっと詳しく説明して欲しいところ。

右に小さなブックマークエントリ画面が掲載されていますが、ブックマークエントリページの大きなスクリーンショットを掲載して、ここが何でここが何、って風に詳しく説明するってのは必要そう。いや、むしろそういう形の方が一般層には分かりやすいんじゃないでしょうか。

はてなブックマークは日ごろ気になったニュースやブログ/日記の記事などを登録しておくサービスです。はてなアンテナRSSリーダーなどで頻繁にチェックしているサイトで面白い記事、気になるニュースなどを見つけたら、そのページ(permalink)をはてなブックマークに追加するといった使い方がおすすめです。

「〜記事などを登録しておくサービスです。」は「〜記事などを登録(ブックマーク)しておくサービスです。」の方がいい?


後、他にもいくつかあるはてなブックマークの利点

  • Web上に保存されるため、数が増えることを気にしなくてよい
  • 複数の環境でもブックマークを共有できる
  • 多くの人の興味ある話題が分かる

などにも触れておいた方がいいような。まぁ、あまり分量増えるとかえって分かりにくくなるかもしれないから難しいところですが。


はてなブックマークをはじめるには
まずはブックマークレットをセットアップしよう


はてなブックマークを始めるにあたっての説明。


ここはまぁ、どう書いてもこんな感じになるんだろうけど、気になった点はここ。

ついでなので、あなたのブックマーク http://b.hatena.ne.jp/hejihogu/ もお気に入りに加えておきましょう。これでいつでもブックマークを見ることができます。


いやいやいや、ついでじゃなくて、そこ大事だと思うんですけど(笑)

せっかくブックマークした記事も、後から確認できなかったら意味ないし。そのURLが各ユーザー固有のブックマークページなんだってちゃんと説明して、その画面の説明も大きなスクリーンショット付きで説明すべき。


ブックマークにエントリーを登録してみよう


実際にブックマークを登録する方法の確認。

日ごろあなたがよく見ているニュースでもよいし、日記でもよいです。適当なページに行って先ほど追加したお気に入り「このページを追加」を選択してみてください。ポップアップで追加画面が表示されますね。いくつかボタンがありますが、とりあえず「追加して確認」を押してみてください。


非ポップアップのブックマークレットもあるのだから、上の「ポップアップで」は不適切。そして、「いくつかボタンがありますが、とりあえず・・・」URLとタイトルが出てるのだから、その説明くらいはあってもいいのでは?

ニュースサイトや blog、日記ページなどを追加する場合は permalink をブックマークするのが良いでしょう。

たぶん、この説明で分かる人は十分濃いユーザーだけだと思われます。そもそも一般層の人はpermalinkなんて言葉、覚えてません(苦笑)

ここはきちんと説明すると長くなりそうだから、難しいですね。

  • ブログでは、各記事はその記事独立なURLを持つページが存在しており、その各記事固有なURLをpermalinkと呼ぶ
  • 個々の記事をブックマークするときはpermalinkをブックマークするのが良い
  • 具体的には、permalinkなページを表示(記事見出し、permalink・固有URLと書かれた部分をクリックすることで飛べることが多い)してからはてなブックマークに登録(ブックマーク)する

うわ、長い(笑)

コメントをつけよう

エントリーを追加する際に、コメントを添えることができます。そのエントリーの要約や、エントリーを読んでの感想を書いておきましょう。コメントは他のユーザーも読むことができます。丁寧にコメントをつけておけば、あなたのブックマークを見にくるユーザーも自然と増えることでしょう。


コメント欄の使い方で、揉め事も多いので、
「付けたコメントは誰でも見ることができるので、誹謗中傷と受け取られる内容はなるべく避けましょう」くらいはあった方がいいのかも。書かれてないことはやってもいいんだ、と捉える人も多いことですし。


カテゴリーを見てみよう


特になし


同じエントリーをブックマークしている人を探してみよう


探してみようってよりかは、見てみようって方がしっくりくるかな? 別に探すまでもなく見つかるものだし。(ブックマークした時点で見れますよね?)

そして、そのページには「このエントリーをブックマークしているユーザー」が表示されています。ここから各リンクを辿れば、自分と同じエントリーに興味がある人を次々と探すことができます。


ユーザーのIDをクリックしたら、その人のブックマークページに行けるとか、下にははてダでそのURLを取り上げている人のリンクがあるとか、説明があってもいいかも。

※エントリーページの「このエントリーをブックマークしているユーザー」の数には、プライベート設定ユーザーを含んでいません。(そのためブックマークページでの数と異なる場合があります。)


今は(パブリックなユーザー数+プライベートなユーザー数)が表示されるようになったので、説明をそう書き直すべき。


キーワードでもつながります


特になし



なんだか長くなってきたので、続きは別記事にしたいと思います。