宣伝の海に溺れながら
1年分のダイレクトメールを積み重ねるとこれぐらい - GIGAZINE
どこかに住所を登録する度に増えるダイレクトメールの山。
マンションの集合ポストに大量に突っ込まれる広告の山。
現実でうんざりしてる押しつけ広告は、ネットでも同じ。
ネットサービスやネット通販を利用する度に増える宣伝メール、どこからともなくメールアカウントを見つけて届けられるスパムメール。ネットだと足やお金を使わずにメールを配信できるという、本来は利点になるべき部分があだとなって、とんでもないことに。
ネットを自宅で利用し始めた12年ほど前からずっと利用しているメールアカウントは1日に軽く100通以上メールが来ますがその95%以上は宣伝メールとスパムメール。少なく見積もって一日100通この手のメールが来てるとすると、一ヶ月で3000通、一年だと36500通にもなります。数字を見ただけでもううんざりする数。
結局、メールを有効活用しようと思ったら、ホワイトリスト的に確実に信用がおけるメールアドレスからのメールをフィルタリングして読むくらいしかないんですよね。スパムははじいてもはじいてもキリがありません。
でも、それだと新規でまともなメールを送ってくれた人のメールを見落とすことになりかねません。いや、たぶん見落としてるでしょう。
スパムで埋もれたメールアカウントは、とてもじゃないけどすべてチェックはしてないので、個人的に重要な用件には使ってません。
ダイレクトメールがあれだけ配達されるのは、それが有効な宣伝手段になってるからなんでしょうね。うまく商品を必要としているターゲットの元に届けられて、開封され、購入に至れば宣伝効果あり。
ただ、興味の無い人の元に届けられたダイレクトメールはただのゴミでしありません。届けられて開封されずにそのままゴミ箱直行なダイレクトメールは紙の無駄遣い。
じゃあ、紙資源を使わないメールでの広告やスパムならいいのか?って言われると、それもそれでウザイ。メールでの広告やスパムなどは、紙のダイレクトメールに比べたらずっと有効率は低そうですが、とにかく低コストで大量にばらまけるので、数撃てば当たるとばかりに大量にばらまかれることになるんでしょうね。
そう考えたら、大量に宣伝をばらまけるテレビというメディアって、やはり大きな力を持ってるんだなぁ、と、ひさびさにテレビを見る生活を数日続けてて思いました。気に入らない宣伝を見せられて、チャンネルザッピングしても、みんなテレビを見続けるって辺りがテレビの持つ力の大きさを表していそうです。