iPod touch持ちから見たiPhone3Gのうらやましい所
スピーカーがついてる
iPod touchには必要最低限の音だけしか出せないスピーカーがついてる。iPodの操作音とか、ちょっとしたBEEP音っぽいのが出るやつ。
でも、iPhone3Gはスピーカーがついてる。電話として使うためについてるんだろうけど、音楽だって鳴らせる。別にその小さなスピーカーでいい音で聴きたい!なんて言う気はないけど、音が鳴るってのは重要。人に音楽とか動画とかを見せたいときにスピーカーで音が鳴る鳴らないじゃ全然違う。
AppStoreができていろんなアプリが配信されているけど、音が鳴るアプリも結構ある。ちょっとしたジョークアプリなんかもたくさんあって、スターウォーズのライトセーバーっぽい音が出せるアプリ「PhoneSaber」があったりする。
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewSoftware?id=283265667&mt=8
(↑iTunesが起動するので注意)
でも、iPod touchだとスピーカーがないから、イヤホンしながら振り回して遊ぶしか無い。ぶんぶん振り回してたらイヤホンが引っこ抜けた・・・・・・むなしい。
YouTube - iPhone App PhoneSaber Battle with my dad
ここまで夢中になろうとは思わないけどもw
3Gエリア内でネットが使える
iPod touchではWi-fiでネット接続可能なので、自宅に無線LAN環境があればそれを用いてネットに接続できる。ベッドに横になってちょっとネットを見たいなんてときには便利だったりする。
でも、できたら同じ環境を外でも使いたい。世の中にはWi-fiでネット接続が可能なスポットがあることはあるんだけど、その数はものすごい少ない。東京に住んでたときでも、利用できるスポットを探すためにあちこち移動しまくるなんてのがよくあることで、まともに使える数ではなかった。
みんなが持ってる無線LAN環境を利用しようっていうfonってプロジェクトもあるけど、一台の無線LANルーターでアクセス可能なのはせいぜい半径数十mほどの範囲。Wi-fiスポットよりはずっと多いけど、それでも常用するには全然足りない。
そんな訳で、やっぱり日常的に使える範囲でネット接続するためにはWi-fiじゃなくて3G回線は必要。
GPSがついてる
以前のiPhoneでは、位置を探知するのに「周囲のWi-Fi基地局や携帯電話用無線基地局の情報から,現在位置を把握」するしくみが実装されていた。iPod touchでも同じ機能がアップデートで実装されたけど、日本だと東京など一部の地域にしか対応してなかった。
でも、今度のiPhone3GにはGPSが搭載されてる。マップ機能(GoogleMaps)で地図上にちゃんと自分の位置が出るのは素晴らしい。
車で移動中にiPhone3GでGPS位置表示を試す動画とかもいくつかアップされてて、ちゃんと移動を追尾してるのが分かる。
カメラがついてる
今や、デジカメのついていない携帯電話を探す方が難しいってくらい標準装備になってしまったデジカメ。iPod touchは音楽プレーヤーだからデジカメなんていらないじゃん!なんて言うかもしれないけど、どこでもネットできる端末になったらやっぱりデジカメは欲しい。
そんなに凝った写真を撮影する訳じゃなくて、日常的なちょっとしたスナップ写真が撮れればいいので200万画素、パンフォーカスので十分。さくさく撮影できて、GPSで位置情報付加できて、簡単にブラウズできて、ネットにアップできたりすればそれでいい(ってこれを全て満たすガジェットはなかなか無かったりする)
最近、PhotoShareっていうiPhone用の画像共有アプリ(というかサービス)で遊んでるんだけど、そこではiPhoneで撮影した画像をみんな楽しそうにアップして共有してる。世界中の人がいろんな写真をアップするのを見てるだけで楽しいけど、やっぱ自分でもアップしたくなって、iPod touchに手持ちの写真を転送してアップしたりしてる。
あー、でもこういうのはやっぱりさくっとその場で撮った写真をアップして共有するから楽しいんだよなー、と思いつつ、自分のフォトライフ眺めて、過去の写真を保存し、そっからアップなんてちまちました方法でアップしてたりする(iPod touchだけでそれができるのもそれはそれですごいんだけども)。
Big Cancas PhotoShareはここから↓
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewSoftware?id=284963432&mt=8
カメラとGPSが付いてると、旅行先で撮影した写真に位置情報も付加できるってのはイイ。今までマップと連動した写真サービスなんかで位置情報が付加された写真がちゃんとその撮影した位置に反映されてるのとかを見てうらやましかったんだよね。
イヤホンにちょっとしたリモコン機能がついてる
iPod touchを外で使ってて、ちょっとだけ曲を止めたい時(交通機関で何かアナウンスが流れてるときとか、ちょっと話しかけられたときとか)には、いちいち本体を取り出して画面タッチで曲を止める必要があった。でも、iPhoneならイヤホンの途中についてるマイクにスイッチがついてて、そこで曲を一時停止したり、次の曲に進めたりができる。
携帯電話を持ってても、月に数回くらいしか通話に使っていないので電話機能はあまり必要ないんだけど、音楽聴いてる最中に電話がかかって来ても、そのままイヤホンしたまま通話できるってのは面白そう。
すでにアップルの専用イヤホン以外にも、同等の機能を実現可能なマイク・スイッチ付きのイヤホンを販売するメーカーも現れて来て、他のイヤホン用のアダプタみたいなのも出るらしい。
Apple Store (Japan) - Shure Music Phone Adapter for iPhone
ボリュームスイッチがついている
iPod touchを使ってる人の不満点のひとつに、音量調節がしにくいってのがあると思う。タッチパネルって、いくつかある候補の中から何かを選ぶ的な操作には向いてるけど、音量調節のような微妙な量調節をスライドさせて行うって用途には向いていない。
iPodシリーズで使い勝手がよかったホイールでの音量調節と比べると、iPod touchでの音量調節は不満が残るものだったが、iPhoneだと音量調節ボタンがついてるので、あまりやきもきする必要はないかもしれない。
バッテリ容量が多い
iPhone3GはiPod touchに比べるとバッテリ容量は大きい。(正確な容量は公表されていないので確認できないけれど。ちなみにiPod touchは900mAh、iPhone2Gは1400mAhらしい。) もちろん、3G回線を使ったりGPSを使ったりとiPod touchに比べると電力を消費する部分も多いので、使用時間がぐんと伸びるって訳じゃないけど、もしネットに接続しない場所(飛行機の中とか)で使うのなら、通信機能を停止して使うこともできる。