私がハマった・ハマってる漫画22選

『最近の漫画はつまらない』という記事のブクマコメントで薦められている漫画がとてもおもしろい - 敷居の先住民」を読んで。

私もその記事のブクマエントリを見てて、ブクマコメントで薦められている漫画がとても気になりました。「最近の漫画はつまらない」のか、面白いのか、なんて話をするよりかは、単純に面白い漫画を探したい。



「最近の漫画はつまらない」なんて言えるほど漫画漬けな日々を送っている訳ではないけれど、日本国民がそれぞれ読んで来た漫画の冊数なんてもので計れば間違いなく漫画読みの方面に分類される自分。



今も、自分の部屋の本棚には多くの漫画が並んでいるけれども、引っ越しの度にその大部分を売り払って来た。売っては買い、売っては買いで5回以上買い直した漫画なんてのもある。

昔、漫画を大量に浴びる様に読んでいた時期、コンビニに並ぶ多くの漫画雑誌のほとんどに目を通していた時期には、これだけ読んでたら面白い漫画は全部読みつくしてしまうんじゃないか?なんて思った時期もあった。でも、それは単に自分の視野が狭いだけだった。そして、自分が歳をとっていくにつれ、面白いと思った漫画も変わっていく。



大勢の人によって読まれた量をもって、面白い漫画、つまらない漫画なんてのを分けることもできるけれど、人の好みなんて本当に人それぞれで全て同じ趣味なんて人がいるはずもないのだからこそ、人がオススメするものを見るのはワクワクする。達観して「最近の漫画はつまらない」なんて言う暇があったら、面白い漫画を探したい。



そんな訳で、今、本棚に並んでいる漫画や記憶に残ってる漫画で、知らない人にオススメしたいってのをざっとまとめてみました。


よつばと! (1) (電撃コミックス)

よつばと! (1) (電撃コミックス)

自由人よつばの日常を描いたギャグ漫画。笑いはギャップから生まれるってのを実感させてくれる、よつばワールドの全開っぷりがたまらない。公式サイト(コミックス「よつばと!」)で2話ほどWeb上で立ち読みできるので、読んだこと無い人は是非。


それでも町は廻っている 1 (ヤングキングコミックス)

それでも町は廻っている 1 (ヤングキングコミックス)

表紙を見てメイドが活躍する漫画だと思ったら、たぶん3%くらい当ってる。日々の生活のどこからミステリーが始まるか分からない、そんなドタバタ日常コメディー漫画。

ネムルバカ (リュウコミックス)

ネムルバカ (リュウコミックス)

上の「それ町」が気に入ったら、是非コレも。「それ町」のテンションそのまま大学生バージョン。


ハチワンダイバー 1 (ヤングジャンプコミックス)

ハチワンダイバー 1 (ヤングジャンプコミックス)

これまたメイドが出てくるけど、将棋漫画。ハチワンは将棋の9x9=81マスの盤から。ドラマが放映されていたので見た人も多いと思うけれど、原作は漫画ならではな度迫力さでたまに将棋漫画だってことを忘れてしまう。プロとは違う道で将棋の勝ち負けを競う真剣師達の戦い。


鉄腕バーディー 1 (ヤングサンデーコミックス)

鉄腕バーディー 1 (ヤングサンデーコミックス)

宇宙からやってきた連邦警察官バーディーが地球人の少年千川つとむと二心同体となり、地球を舞台に引き起こされるさまざまな勢力の闘争を解決しようと奮闘する物語。ゆうきまさみが過去に描いた同名作品のセルフリメイク。連載誌を休刊となったヤングサンデーからビッグコミックスピリッツへと移し、話を一段落させたところで、鉄腕バーディーEVOLUTIONと改題して引き続き連載中。「パトレイバー」「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」「究極超人あ〜る」などの過去作品が好きな人なら間違いなくオススメ。


みなみけ(1) (ヤンマガKCスペシャル)

みなみけ(1) (ヤンマガKCスペシャル)

一話10ページ未満程度のショートストーリーで綴られる3姉妹コメディー漫画。独特な間がもたらす面白さは結構人を選ぶ。漫画では、徹底的なまでに背景が少ないのが特徴で、登場キャラのやりとりで話が進む。いや、進んでいないことも多いけど。すでに2回アニメ化されており(放映は連続されていたが、別会社による制作)、来年1月から3回目のアニメ化。


絶対可憐チルドレン (1) (少年サンデーコミックス)

絶対可憐チルドレン (1) (少年サンデーコミックス)

GS美神極楽大作戦!!」の椎名高志の最新作。超能力者エスパーがいる世界での最強特務エスパー「ザ・チルドレン」、名前の通りのエスパー3人娘とその補佐官皆本の活躍を描く。終始ドタバタなノリでストーリーが展開しつつ、見せ場ではしっかり締めるノリは極楽大作戦の頃から変わらない。現在の連載では、初期の小学生時代を終え、中学生時代編に入っている。コミックカバー折り返しや本誌連載の扉で描かれる4コマも面白い。


地平線でダンス 1 (1) (ビッグコミックス)

地平線でダンス 1 (1) (ビッグコミックス)

タイムトリップSFストーリー。タイムマシンの開発中に起きた事故から主人公春日琴理が時間や生物を行き来しながら元の世界に戻ろうとする話。元の世界に戻るために必要なタイムマシンを作るため、自らがいろんな生物に乗り移りつつ奮闘する展開が面白い。


同名のアニメ「オーバーマンキングゲイナー」のコミック版。アニメ版に準拠しつつも微妙に違うストーリー展開も楽しめるが、中村嘉宏の描く絵のウマさがたまらなく魅力的。


電波の城 1 (ビッグコミックス)

電波の城 1 (ビッグコミックス)

細野不二彦の作品は「さすがの猿飛」「Gu-Guガンモ」の頃から見てるが、これだけ多作でいろいろなヒット作品を生み出している漫画家はそう多くはない。個人的には「東京探偵団」「ママ」「ごめんあそばせ」辺りが好きなのだが、現在スピリッツで連載中の「電波の城」にもハマり中。「電波の城」はテレビ業界に立ち向かうフリーアナウンサー天宮詩織のトップキャスターへの道を描く作品だが、その強烈なキャラクターによって引き起こされるさまざまな騒動が見所。


ブラック・ラグーン (1) (サンデーGXコミックス)

ブラック・ラグーン (1) (サンデーGXコミックス)

映画のようなシーン、登場人物達がストーリーを語るが如く紡ぎ出される台詞を味わうための漫画。たまにおちゃらけるが、ハードボイルド。二期全24話でアニメ化されており、第三期の制作も決定していて、アニメ版の評価も高い。


ジャジャ (1) (サンデーGXコミックス)

ジャジャ (1) (サンデーGXコミックス)

バイク好き、車好きなら要チェックな漫画。バイク好き以外でも、なにかにハマってる人なら面白いかも。


愛人 1 (ジェッツコミックス)

愛人 1 (ジェッツコミックス)

滅び行く世界の中での愛情を描いた作品ってことで、なんとなく自分の中では「最終兵器彼女」とかぶる。


シグルイ 1 (チャンピオンREDコミックス)

シグルイ 1 (チャンピオンREDコミックス)

シグルイは「死狂い」。真剣勝負の狂気、人間の感情が極端にはしった「残酷」を描いた作品。


へうげもの(1) (モーニング KC)

へうげもの(1) (モーニング KC)

山田芳裕の漫画は擬音が面白い。戦国時代において、茶の湯と物欲に魂を奪われた武将、古田織部が「へうげもの」の道を突き進む様を描いた作品。


鈴木先生 (1) (ACTION COMICS)

鈴木先生 (1) (ACTION COMICS)

教育漫画というジャンルがあるならば、間違いなくその先頭をひた走るのはこの作品。


エマ (1) (Beam comix)

エマ (1) (Beam comix)

メイドが出てくる漫画は数あれど、これは本家のメイドが出てくる漫画。本編7巻で終わったとおもったら、番外編として3巻続刊になって最後に大円団でおしまい。手描きで描かれた凝ったアンケートハガキが印象的。これ、出したくなくなるので逆効果?w


ベルセルク (1) (ヤングアニマルコミツクス)

ベルセルク (1) (ヤングアニマルコミツクス)

「希望」そして「絶望」。この作品ほど「絶望」を感じさせてくれる作品はそうはない。導入部(1〜3巻)、黄金時代から絶望へ(4〜14巻)、断罪篇(14〜21巻)、千年帝国の鷹篇(22巻〜)と話が展開している。「絶望」は12〜14巻辺りか。


めぞん一刻 1 (ビッグコミックス)

めぞん一刻 1 (ビッグコミックス)

何度となく売っては買いなおしている漫画ってのはこの「めぞん一刻」のこと。30〜40代くらいの人にとっては、青春時代にハマってた漫画かと。下宿、呼び出し電話など、今ではもう無くなろうとしている文化があってこそのストーリーなのが懐かしい。


うる星やつら 1 (少年サンデーコミックス)

うる星やつら 1 (少年サンデーコミックス)

高橋留美子の漫画の中でも、ギャグが一番冴え渡っていたのはこの「うる星やつら」の後半だったと思ってる。あの畳み掛けるようなテンポの良さがたまらない。


ヒカルの碁 1 (ジャンプコミックス)

ヒカルの碁 1 (ジャンプコミックス)

自分に乗り移った昔の棋士の霊に無理矢理始めさせられた碁にハマったヒカルが、次第に碁の道にのめり込んでいき、プロ棋士への階段を駆け上がって行く様子を描いた作品。


  • おせん(〜15巻、講談社「イブニング」連載中。ドラマ放映期間は連載停止していたが、最近連載再開。)

おせん(1) (イブニングKC)

おせん(1) (イブニングKC)

本物とは何か?を守り続ける食の老舗”一升庵”を描いた作品。ドラマ化されたが、ドラマは漫画とは違う方向性へと向かってしまい、そのせいかどうかは分からないが、漫画連載はしばらくの間停止されていた。



本棚を見て目についたオススメ22作品を挙げてみました。どんな内容かチェックしてみたいって人用に、連載中の物は連載誌を、またどれくらいの巻数なのかも表記しておきました。

面白い漫画探しの参考にどうぞ。



また、私がオススメしてるお気に入り漫画を見て、「それが好きならコレも面白いよ!」って作品があるって方は是非!その漫画を教えてください。トラックバック、お待ちしております。