あの世には連れて行けないMii
「Wiiに欲しい「鬼籍の広場」:海外速報部ログ:ITmedia オルタナティブ・ブログ」を読んで。
WiiではMiiというアバターを作る事ができて、いろんなゲームでそのアバターMiiを使ってゲームをプレイすることができます。
普段ゲームをやらないような人達がパーティーゲームっぽいのをプレイして楽しむWiiなので、うちに遊びに来た家族や親戚などのMiiも作ってます。
この自分の分身となるMiiは自分に似せて作ることがほとんどだと思いますが、なまじ似せて作るものだから、おいそれとは削除しにくかったり、Miiを作った人が亡くなったりしてしまうといろいろと問題が。
昨年2月に父が亡くなりまして、当然父のMiiは休眠状態。毎日母がWii Fit(snow113さんのご指摘(というかツイート)によりWii→Wii Fitに修正しました)を起動するたびに母のMiiの隣で父のMiiが寝ているわけです。さらに、「最近●●さんはどうしていますか?」とかWiiボードに聞かれるし。
Wiiに欲しい「鬼籍の広場」:海外速報部ログ:オルタナティブ・ブログ
本人が亡くなっても、ゲーム内やネット上とかに残した分身などはそのまま残ってる。もちろん、ゲーム機はそんな事分からないから、普通に対応するのみ。
なんともせつない。
例えば「鬼籍の広場」なんぞを作ってそこにMiiを移動できるようにするとか。広場を見に行くと、おじいちゃんやおばあちゃんが幸せそうに歓談しているわけです。誕生日や命日、お盆やお彼岸にWiiを立ち上げると遊びに来ている、とか(ちょっと怖いかな)。
Wiiに欲しい「鬼籍の広場」:海外速報部ログ:オルタナティブ・ブログ
これから、ゲームやネットなどで自分の分身として作るアバターなどがもっと普及していったとすると、こうした亡くなった人のケアなんかも重要になってきそう。
アバターだけじゃなくて、亡くなった人の残したブログやWebサービスのアカウントをどうするか?という問題なんかもありそうですね。