プログラミングを始める状況


仙石浩明の日記: プログラマを目指すのに適した時代、適していない時代」を読んで。


1985〜90年くらいの頃、プログラムを勉強するのにはまって、とても熱中してた時期があります。今のインターネットみたいに何でも調べられる手段はなかったから、プログラミングの雑誌とマニュアルだけを頼りに、マニュアルがぼろぼろになるまで読み漁ってBASICを覚えたもんです。


あの頃は、今に比べればプログラムを勉強するのは大変だったけれども、プログラムを勉強しようと思える何かがあったような気がします。そして、今ほどプログラム言語に関する選択肢がなかったので、目の前にあるものに熱中していくしかなかった。今は、さまざまな選択肢があり、何でもできるがゆえに逆にいざプログラミングを始めようとしてもどれからはじめていいのか良く分からない状況な気がします。

そして、過去よりはずっと情報が得やすくなりましたが、0から始める情報ってのは以外と少なかったり、分かりにくかったりします。去年、ちょっとperlをかじりましたが、まずperlを動かす環境を準備するだけでも結構とまどりました。情報は探せばあるのですが、perlそのものの変化に対して、ウェブ上にある情報は新旧入り乱れており、かなり混乱しました。確かに情報はあるんだけど、それを正しく取捨選択しないと使い物にならず、そのための知識は初心者は持ち合わせていないこと。

この壁がことの他高く、この壁に突き当たってプログラミング習得を断念していく人が多いんじゃないかなぁと。


たぶん、最初の壁を乗り越えてある程度分かるようになると、その先はがんがん先に進める情報に溢れているのだと思います。なんとか最初の壁を乗り越えて先に進みたい。



なんか風雲たけし城にチャレンジしてるみたい(笑)