新iPodシリーズ、感想

最近では、iPodの新しいのが発表になるとすぐにテレビのニュースでも取り上げられるくらいメジャーになったので、速報感は全くない新しいiPod関連の話。発表はリアルタイムでチェックしてましたが、その後風邪でダウンしてて、感想は一日遅れです。

• iPod shuffle

Apple iPod shuffle 1GB MA564J/A

あのサイズから更に小型軽量化してくるとは予想してなかった。サイズと値段がかなり好意的に受け取られている感じ。

ただ、以前のシリーズは普通にＵＳＢメモリとして普通に持ち運んで使えたけど、今度の新しいiPod shuffleはドック経由でないとデータ転送ができないので、そういう使い方ができなくなってそうなのが残念。

純正かサードパーティーからか、ドックよりスマートな接続変換器みたいなのがでないのかな？

あ、これだけ発売日が10月20日なので欲しい人はしばらく待つか、予約しましょう。

• iPod nano

Apple iPod nano 2GB シルバー MA477J/A

デザインがmini時代のに戻ったけど、小型軽量化されているので、思ったより違和感はないかも。

【フォトリポート】薄い！小さい！軽い！触ってみました「新iPodシリーズ」 / デジタルARENA
にiPod miniとの比較画像があるので、mini持ってて新しいnanoを買おうかなぁって人は参考にどうぞ。

容量が１、２、４ＧＢから２、４、８ＧＢへとアップになった割りに値段はほとんど変わってません。色は5色ありますが、２ＧＢのはシルバーのみ、４ＧＢはシルバー、グリーン、ピンク、ブルーの４色、８ＧＢはブラックのみ、と容量によって選べる色が違っているので、欲しい色がある人はちょっと悩みどころかもしれません。

音楽再生時間が最長24時間ってなってるのは、かなり大きな変更点かも。初期のiPod nanoって再生時間14時間ってどこかの記事で見たけど、うちのは8時間程度でバッテリ切れになっちゃいます。はずれだったのか、あまり使い方がよくなかったのか。再生時間が短いのがiPodシリーズの少ない弱点のひとつだったので、それが改善されているのは嬉しいところ。

• iPod

Apple iPod 30GB ホワイト MA444J/A

容量アップ、液晶輝度アップ、再生時間延長、ギャップレス再生対応と、マイナーチェンジだったけれど、もともと第五世代のである程度完成されていたので、これはこれでいいのかも。あちこちの紹介記事で第六世代と称されているものもありますが、アップル的にはこれは第五世代と捉えているような。

うーん、第四世代のiPod photoからこれに乗り換えようかなぁ。

• iTunes7

iPodの中身は持ち運べるiTunesです、とアップルが言うように、iTunesはiPodを使う上で絶対必要なソフト。今回はバージョン７へと大きなアップデートなだけに、結構あちこち変わっています。

Windows版を入れてみたのですが、デザインがちょっとださくなった？？　これはWindows版だからそう感じるのか、それともMac版もそうなっちゃってるのか・・・。普通にＣＤを入れたときに、以前は右上に取り込みボタンが出たのが、出なくなってるのに違和感。どうやって取り込むんだ！と思ってたら、下のほうに「インポート」と書かれたボタンが・・・アップルらしくないデザインだなぁ。

以前から要望されていた、アートワーク（ジャケット画像）をぱらぱらとめくって曲を選ぶ機能が実装されましたが、これはiPod上ではまだ無理なのかな。かなりメモリ喰いそうですしねえ。

• iTunes Music Store

本国アメリカでは、絶大なるシェアを誇るiTMSも、日本では各音楽業者が独自に配信事業をやってる関係もあってか、売れ筋な曲の大半がiTMS上に存在しておらず、本国のシェアには遠く及ばない現状。開始後１年経ってこの状態ってことは、これ以上音楽を提供してくれるレーベルは増えなさそうなのかな。

携帯ミュージックプレーヤーとしてはiPodが一番売れていて、一番便利な環境にも関わらず、そこでは肝心の曲があまり配信されていない日本の現状にはなんと言ったらいいのやら。音楽業界のしがらみ感じまくり。