新型iPod・iTunes7の進化が示すアップル大変身の決意(津田大介) インターネット-最新ニュース:IT-PLUS


いろいろと問題を抱えつつも、なんとか去年の8月から開始されたiTunes Music Store

でも、念願のiTMSが日本にやってきて分かったのは、日本の音楽業界が思っていた以上に業界のしがらみを抱えており、もう音楽を楽しみたいユーザーなんてどうでもいいんだな、ってコト。


音楽業界は、音楽をユーザーに聞いてもらってなんぼものもじゃないんだろうか? なんでいつまで経っても、各音楽業者ごとに対応配信業者がばらばらで、自分の持ってる音楽プレーヤーで好きな曲を聴くのがままならないんだろう? その音楽を聴きたい人がいるのに、それを届けることができないのなら、そんな音楽レーベルはいらない。


アップルのiTunes Music Storeでは、ビデオクリップやTV番組の動画配信、さらには映画配信まで始まろうとしている。でも、日本ではそれらは実現する望みはかなり低いこと、実現してもまた落胆させられるだけかもしれないことを我々は気づいている。

日本の場合、主にコンテンツ提供側の問題で、購入できるレーベルは限られており、恐らくテレビ番組配信も映画配信も思うようには進まないだろう。しかし、そんな状況とは無関係に世界は動いていく。気がついたらデジタルコンテンツ配信ビジネスにおいて世界から日本が大きく取り残されていたなんてことにならないよう祈るのみである。

祈ってはいるけど・・・もうすでに大きく遅れを取っている現状を考えるとため息しかでませんね。はぁぁ。