まとめ記事のあり方


304 Not Modified: まとめサイトの向こう側」を読んで。


まぁ、まとめサイトに限った話ではありませんが、アクセスがどこから来るか?というのは、「ソーシャルブックマーク」「個人ニュースサイト」「人気ブログ」が3本柱ってのは間違いなさそう。


ここの場合だと、はてなダイアリーなので「ソーシャルブックマーク」であるはてなブックマークである程度ブクマ数があると、はてなダイアリートップにも記事が紹介されたりして、そこからのアクセスも結構あります。これは記事アップしてから数時間〜1日程度。

それからちょっと遅れて「個人ニュースサイト」に紹介され出して、それがじわじわと他の個人ニュースサイトにも広がっていきます。これは半日〜3日程度。

「人気ブログ」での紹介は、たまに突発的にぽつっとあったりするので、結構予測不可能。


後は、旬なキーワードの記事を書いてたりすると、検索エンジン経由でやってくる人も結構いますね。

まとめサイトって、検索結果だと思うのですよ。例えば、Googleが ALL を返却するに対し、まとめサイトはその ALL から人の目で選抜された一部なわけです。そう考えると、まとめサイトって人の手なしでも作れるようになる日もそう遠くないですね。

それぞれのサイト作者の思考という検索エンジンから出力される検索結果、って感じですかね。


単純にいくつかの関連記事リンクを並べただけでも、その関連記事を選んできたという作業=重要な記事とそうでない記事の振り分け、というフィルタリングがかかっています。コメントがあれば、自分の考え、意見なども反映されているし、時系列で追いかけていれば、単なる検索では知ることのできない時間経過や情報の状況推移などといった視点の情報も付加されています。


まとめ記事を作るって作業、見ているだけだと一見簡単にできそうですが、やってみると結構大変だったりします。単純な関連記事抽出だって量があれば大変だし、それに自分の考えも反映させるのならなお大変、時系列を追いかけたりしたら、膨大な量の関連記事の流れまでまとめる必要があります。

機械的に処理するのはプログラムが得意とするところで、だからこそ検索エンジンがありがたい訳ですが、このある事柄についてまとめる、という作業には、まだまだ簡単にプログラムに落とし込めないような要素も存在しているように思えます。

ソーシャルブックマークを利用して、キーワードやタグで絞り込んで、コメントも同時に表示すれば まとめサイト2.0 の出来上がり。

ソーシャルブックマークに集められたキーワードやタグという情報をうまく活用すれば、そういう形でのまとめサイトは技術的には十分可能そうですね。


逆に自分でまとめ記事を作るのなら、そういった機械的な抽出作業だけによらない何かしらの一工夫をしてみたいところです。