iTunes StoreでのDRMフリーな音楽配信が発表


ジョブズとEMI、ビットレート2倍&DRMフリーダウンロードサービスを発表 - Engadget Japanese
ITmedia News:EMI、全楽曲を「DRMなし」に――iTunes Storeで販売
EMI Group、iTunes StoreでDRMフリーの楽曲を販売へ - CNET Japan
英EMIが“DRM無し”音楽配信を実施

AppleとEMIが全楽曲を「DRMなし」でiTunes Storeで販売するというニュース。


今まで販売してきたDRMありな楽曲に取って代わる訳ではなく、「DRMフリーで高音質(256kbps)」な楽曲として1曲あたり1.29ドルで販売される模様。今までの「DRMあり(128kbps)」な楽曲は0.99ドルなので、若干高額になっているが、差額の0.30ドルでアップグレード可能。


これで、DRMフリーな楽曲を購入すれば、iPod以外の携帯音楽プレーヤーでも購入した音楽が聴けるように。あ、AAC再生できないと駄目か。

ここで最近のソニーの携帯音楽プレーヤーがAAC対応した意味が出てくるか!!

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Nicoli氏によれば、社内でテストしたところ、高音質でDRMフリーの楽曲は、コピー防止機能付きで音質の劣る楽曲よりも10倍よく売れるとの結果が得られたという。

社内でどんなテストを?って疑問はありますが、この程度の値段差ならDRMフリーな楽曲の方が売れそうな気はします。


開始後にどれくらいの売り上げが出るのか、DRM有時と差が出るのか、他の音楽会社はどう出るのか、日本で同様な動きは起こったりするのか、といろいろ今後への影響が気になるニュースでした。


ただなぁ。日本はiTunes Music Storeのサービス開始もそうとう難航して遅れてスタートしたし、今でも

米アップルは音楽配信サービス「iチューンズ・ストア(iTS)」で、アルバムの販促策を導入した。アルバム収録の一部の曲を購入済みの場合、残りの曲をまとめて安く入手できる。iTSを手がける22カ国のうち、日本を除く21カ国が対象となる。

ってな具合で、日本だけ新サービス適用外みたいな置いてけぼりくらってる状況なのを見ても、あまり期待はできなさそうですが。