「第二回やきとリンピック in 室蘭」に参戦!


ヤキトリの街、室蘭に第二回やきとリンピックがやってくる!



先日、やきとリンピックに関するWeb上の情報告知が少ない!というような地方でのWeb利用が進んでないという記事(「地方でネットの利用が進んでいない話(3) - 北の大地から送る物欲日記」辺り)を書いたら久々に万単位のアクセスになるくらい、大勢の人が注目してるテーマだってことが分かった地方でのWeb利用、その実態を確かめる意味もあって、「第二回やきとリンピック in 室蘭」に参戦してきました。

ヤキトリの街、室蘭のそばで育ったヤキトラー(今作った)としては、行かない訳にはいかないイベントですし。


いざ、やきとリンピック会場へ


やきとリンピックと同じ会場で行われる花火大会に合わせて、夕方17時過ぎに出陣したんだけど、思ってたより人が多い! 2000台分はあるという無料駐車場に車を止めて、会場へと歩く。

中央に見える埠頭がやきとリンピック会場。風もなく海もないでる。


会場までには、スワンフェスタ(白鳥大橋のイベント)の出店も並んでて、そこは普通のお祭りの屋台が並んでる感じ。もうすでに人がわんさか。そこをしばらく進むと、ついに「やきとリンピック」の文字が!


入り口でパンフレットをもらってさっそく中に入ってみると、もうすでにあちこちの店の前に長い行列ができてる。それぞれの列が長い!なんか売り切れてる店が!!ってので、ちょっとやきとリンピックを甘く見ていました。気合い入ってる人は、やはり午前11時の開始めがけて参戦してた模様。

やきとリンピック in室蘭 一日目の総括・・って二日目は無い(笑)|「ぽめ(pome)」の徒然なるままに


室蘭のやきとりは甘いタレが主流だけど、全国的にはそう甘くなかったか・・・(違)



さてさて、今回の第二回やきとリンピックでは、全国のヤキトリ18店が出店してたんだけど(出店店舗はここ参照:やきとリンピック / 参戦やきとり屋リスト)、是非買ってみたかったのは、美唄のたつみの焼きとり(いろんな部位を一串に刺すのが特徴)なので、そこから並んでみようとしたら、いきなり「並んでもらってももしかしたら売り切れちゃうかもしれません・・・」と店員さんから衝撃の一言が・・・。

でも、ここでくじけちゃ幸先が悪いので、「行ける!行けるよ!!」と松岡修造ばりに心の中で気合いをいれながら並び続けました。30分ほど並び、熱意が伝わったのか、なんとか無事買うことに成功!

売り方でちょっと店員さんが揉めてたけど、まああんだけ混んでたらそれもいたしかたないのかも。



そして、なるべくすぐに買えそうなとこを探して二軒目は室蘭のとり八のヤキトリを購入。室蘭ヤキトリはやっぱタレだよね。どうせならもう一つくらい!ってので、次は長門の焼きとりや「ちくぜん」へ。とりもも塩2本、つくね2本タレ、ぶたみそさがりの5本セットをゲット!

ここまでで既に一時間以上並んでたので、飲み物を買って会場裏の芝生でヤキトリタイム。今日はドライバーだったので、ビールを飲みたいのはグッと我慢。我慢。



たつみのモツ串、一串でいろいろ楽しめて楽しいヤキトリ。なんかそれぞれの部位をもっと食べたくなって、どんどん食べてしまいそうな感じw 鶏精肉、塩のヤキトリはごく普通なはずなんだけど、室蘭にいるとものすごい久しぶりに食べた感が。

とり八の室蘭焼き鳥はタレにちょっと味噌はいってる? 室蘭焼き鳥のタレ+からしを考えだした人はすごいね。室蘭焼き鳥は何十軒も店があって、それぞれタレの味が違うので、室蘭市民でも結構店の好みは分かれます。

ちくぜんのヤキトリ、つくねが美味しい! 室蘭ではあまりつくねを食べない(無いわけではない)ので、なんか新鮮な美味しさ!



もりもり食べてたら、あっという間に串の山。やきとりは食べだしたら、がんがん食べちゃうよなあ。



ちょっと休憩して、花火タイムまでまだ少し間があるので二周目に突入。さっき、ちくぜんのつくねが美味しかったので、その隣の福島のみくい「だいじょうぶ」の自家製軟骨入りつくねタレに並ぶ。



やきとリンピック雑感


ここでちょっと、やきとリンピックを眺めてた感想を。


やきとリンピック見てると、店によって焼き方、商品ラインナップが結構違うのに気づく。一種に限定してがんがん焼いてるところ、焼く場所が少なくてなかなか列がさばけないところ、たくさん種類があるけどいくつも売り切れてるところ。

とにかくたくさんの人が来るので、目玉商品を1〜2種類に限定して、数本500円もしくは1000円の値段でがんがん焼いてがんがんさばくのが、一番効率いい売り方な気がする。もしくは、一串100円とか200円とかにして、本数まとめて買う人とは別にちょっと寄って味見みたいにサクサク買って行ける列を作るとか。

焼きスペース&人が少なくて少ししか焼けない店はせっかく人が並んでても全然さばけなくて大変そうだった。客の方も待つだけ待たされて、せっかくたくさんの店舗があるのに数軒しか楽しめないってのはもったいないので、次回以降やきとリンピック参戦の店は売り方&焼き方は要検討かも。(前回も出場してた店舗は結構その辺分かってるっぽい)


話は戻って


屋台奥に謎の張り紙を見つけたり(子供の応援文?)してるうちに、順番がまわってきて無事つくねタレゲット!

ちょっと一本味見! あつ、熱ッ!! はほ、うま。



と、ここらであちこちの店がどんどん売り切れで店じまいしてるのに気づく。

時間は19時半過ぎ。


あちこち並んでみたい店はあるものの「もうすぐ売り切れです!」コールしてたり、列が長蛇だったりでなかなか並べない。鉄板焼きというめずらしいスタイルの今治のやきとり「山鳥」に並んでみるものの、なかなか列が進まず花火の時間に突入してしまいそうだったので、途中で断念。もうちょっといろいろ食べてみたかったなあ。




後は、花火の時間までやきとり以外のスワンフェスタの屋台(よくあるお祭りの屋台)を見て回って、飲み物買ってるうちに花火開始になったので、適当に場所移して花火鑑賞。

天気も良くなってたし、なにより距離が激近。本当に目の前でがんがん花火が打ち上がるので、だいたいどこに移動してもばっちり花火を堪能できるいい花火大会でした。ちょっと首(見上げて)と腕(デジカメ持ってて)が疲れたけどw


iPhoneで花火撮影試してみたけど、タイミング取るのが難しくてなかなか撮れない! 花火撮影は難易度高いので、素直にデジカメの動画で撮影するのが一番簡単に綺麗に楽しめます。音も入るから臨場感もたっぷりだしね。修理にだして復活したEX-750でいくつも動画を撮影してきたので、そのうちYoutubeにでもアップしてここに貼っておきます。





帰りは予想どおりの帰宅ラッシュをくらって駐車場で一時間待ちとか食らったけど、駐車場さえ出てしまえば後はがらがらの道をスムーズに帰って来れました。



天気も花火も良くてばっちりだったのは日頃の行いがいいからですね!(自分で言うな)



こんな感じの「やきとリンピック」参戦でした。 会場を歩いてると、結構やきとリンピックの存在自体を知らない人も多いようだった(人々の会話から)けど、Web告知が不十分な状態であのにぎわいってのを見てると、いちいちWebで告知する必要ないよ、って思ってしまうのも無理はないのかも。


私は負けずに情報発信していきますけどね!! このレポートや他の記事みて、やきとリンピックを知ったり興味を持ったりする人も絶対にいると思うから。自分が楽しいと思ってることを広めるのもブログやってる醍醐味のひとつですしね。

興味がない趣味なんてないよね


多趣味の人」を読んで。

趣味自体に興味があるわけじゃなくて「色んな趣味持ってて知識あってなんかかっけー人間」になりたいからやるってのは動機としては滅茶苦茶不健全だよなー そんな動機で続くのかって感じだし

何かを趣味にするための動機なんてなんでもいいんだけど、「趣味自体に興味があるわけじゃなくて」ってとこが引っかかった。興味ないことって趣味って言えるんだろうか?と。

「色んな趣味持ってて知識あってなんかかっけー人間」になりたい(=と思われたい)ってのがやりたいことなら、人から褒められたり認められたりするのが趣味です!って感じがする。「人から褒められる・認められることをやる」のが趣味。



趣味は辞書で意味を引くと「利益などを考えずに好きでしている物事」って出てくるように、別にそれをやってるからって何の見返りもないけど、好きだから辞められないって物事を指すんじゃないの?



たぶん、私は他人からすると多趣味と言われる部類の人間で、事実いろんなことにハマってて趣味と言える対象がいくつもある。



美味しい物を食べるのが好きだから、食べ歩きが趣味。

外で食べ歩くだけじゃ飽き足らず、それを自分でも作ってみたくなるから料理も趣味。あちこち旅行をするのが趣味。

旅先で見かけた風景や仲間と過ごすひとときを心に残しておくだけでは飽き足らず、それを切り取って残したいって感じるから写真を取るのが趣味。

フィルムや現像の制限なく大量に写真や動画を写せたるデジカメを買ったり調べたりするのも趣味。

子供の頃に漫画を読み始めてから30年以上、数千作品以上読んでも、まだなお面白いと思える作品に巡り会い続けられる漫画も趣味。

これまた30年近く、軽く1000本以上のタイトルをプレイしつつ、まだ新しい作品も楽しんでるゲームも趣味。

子供の頃はテレビでたまに見るくらいだったけど、大人になってからレンタルで借りまくって色んな作品にはまったアニメも趣味。

好きな番組、映画、アニメ、ゲームなんかで使われてる音楽から入るってミーハーな入り方だけど、音楽も趣味。

同じ趣味を持つ人々と巡り会える場所を与えてくれるネットも趣味。

コンピューターに魔法の言葉を吹き込むことで、自分のやりたいことを実現できるプログラミングも趣味。

ネットやプログラミングを行うのに必要不可欠なコンピューターをいじるのも趣味。

自分一人では体験・考察・想像できないような世界を味あわせてくれる本を読むことも趣味。

自分の考えていることや体験したこと、知識などを文章として書いて情報発信することで、承認が得られたり人に何かをあげられたり対話することができたりするブログを書くのも趣味。



いろんな趣味を持ってるけど、どれも自分が好きでやらずにはいられないからやるもの。人から認められるためにやってるものってひとつもない。(結果そうなってるものはあるけれど)

それぞれひとつひとつを取ってみても、それだけずっとやり続けたいものばかりだけど、体はひとつしかないし、時間は誰にとっても一日24時間しかない。お金がかかる趣味も多い。だから、そのときできる趣味を少しずつ回しながら楽しむ。趣味が少なかったら、もっとひとつひとつにどっぷりハマれたんだろうか?と思うこともある。



「色んな趣味持ってて知識あってなんかかっけー人間」というように、人からよく見られたいってのは、ものすごい人から見られることを意識してるよね? 人から見られるってことを考えず、自分が心の内からやりたいことってない? 本当にない?

日々の生活の中で、楽しいと思ったことやハマったものが全くないってのもあまり想像できない。

何かを楽しいと思ったり、ハマったりしたときに、それを楽しんだりハマったりすることが人からどう見られるだろう?って意識が働いて、楽しい・ハマるって思ったことに知らずのうちにブレーキをかけてたりしない?


俺って褒めてもらうために生きてるのかな?そんな感じがしてきた おかしいなー両親から普通に愛されて育ったはずだが…なんでだ?

「愛され足りなくて、褒められることを求めてる」ってのだけじゃなくて、「愛されて褒められることが当たり前すぎて、常にそれを求めるようになってしまった」ってのもあると思うけど。

人から認められるってのは、本当に蜜の味で、そこにハマりだすとキリがない。思う存分自分を見せて、それで帰ってくる承認くらいでいいんじゃないかって思ってる。



私が「なんかかっけー!」と思うのは、「かっけー人間」と見られるために好きでもないことをたくさんやってる多趣味な人よりも、自分が好きなことを貫き通してる多趣味な人。好きなものが見つかるまでいろいろやってみる、でいいと思う。やってるうちに好きになって行くこともたくさんあるしね。