新しいネット技術における自分の立ち位置


インターネットの流れを見てると、次から次へと新しい技術が開発されてゆく。ここ数年の流れで言えば、wikiRSS、ブログ、SNSソーシャルブックマーク辺りが大きな流れだろうか。


まずは、それを使いこなすアルファギークな人々が飛びつき、新しモノ好きなネットユーザーがそれに続く。キャズムの壁を越えると流行ってきたのを確認してから使い始める層、流行に乗って使う層、最後まで抵抗してる層へと広まっていく。(キャズムに関してはブログはキャズム(ハイテクの落とし穴)を越えてブレイクするのか?:Goodpicの説明が分かりやすい)


自分はどこいら辺に位置するのかと考えて見れば、アルファギーク〜新しモノ好きなネットユーザーの辺りがちょうど当てはまる部分に思える。いままで無かった新しい技術によって、新しい世界を体験できるのはとても楽しいしわくわくする。


ただ、デジタルディバイド情報格差)と呼ばれるような「情報を持てる、発信できる者」と「情報を持てない、発信できない者」との間にみられる、情報量の格差は、これらの新しい技術がどんどん出てくるにつれて、どんどん大きくなっているように感じる。

持てる者(新しい技術を使いこなせる人)はより高みへと上っていくし、持てない者は現状のままか、下手すれば変わっていく環境についていけず、どんどんと情報を得られなくなってしまう。


新しい技術を開発して、ネットによるいままではなし得なかった素晴らしい社会を目指すのはいいのだが、「開発する人」、「それを使いこなす人」に続く「それを分かりやすい形にかみ砕いて一般層へと広める人」ってのが今後重要になるんじゃないかと最近よく思う。

デジタルディバイドによって広がってしまった各個人の情報格差が乗り越えられない溝を作る前にそこを埋める役割を果たす人だ。


そんな立場の人になりたいと思い、日々気になるネット上の新しい技術に触れて回って、それを分かりやすい形にかみ砕いたようなエントリを書いている。まだまだ納得いくエントリを書けた!と思えることは少ないけど。