iPod nanoを買う前に気をつけたい七箇条
巷で大人気フィーバー中なiPod nano、買おうかな、欲しいなあ、どうしよっかなぁって人達に送る「iPod nanoを買う前に必見、七箇条」!!
1. まずはPCを用意せよ。 2. そのPC、iPod nanoを使えるかい? 3. iPod nanoに入れる曲はここから。 4. まぁ、iTunesを試してみなよ。 5. どのiPod nanoにする? 6. 裏に刻印入れて自分だけのiPod nano。 7. さぁ、買うがよい。
では、各項目の説明。
1. まずはPCを用意せよ。
iPod nanoはPCないと使えません。使えないんだったら。
訴えるような目で見てもダメ。
友達のPCを曲転送の時だけ借りたり、PC完備の漫画喫茶にCD持ち込んで曲を取り込んだりなんて裏技的な方法もなくはないけど、自分のPC上にiTunesで音楽ライブラリを作成して、それを転送して使う装置がiPod nano(iPod)なのです。人に曲を転送してもらったり、自宅じゃ曲を転送できないなんて環境で宝の持ち腐れになっちゃうくらいなら、先にPCを購入するべき。
PCない状態でiPod nanoを買うのは、例えれば「ガソリンスタンドの無い国に車で出掛けるようなもん」
2. そのPC、iPod nanoを使えるかい?
うちにはPCがあるから大丈夫だよって?
へい、ストッップ!!
ほんとにそのPCでiPod nanoが使えるか確かめないままiPod nanoを買うのは自殺行為。使えないPCだったら、結局ないのと一緒だし。iPod nanoを使うためにはiTunesというデジタルジュークボックスソフトを入れないといけない。だから、まずはiTunesが動くのが条件。
アップルのサイトによれば
Macintosh Mac OS X 10.2.8以降 500MHz G3プロセッサ以上 QuickTime 6.5.2 256MB RAM Windows Windows XPまたは2000(最新のService Packを推奨) 500 MHz Pentiumまたは同等クラスのプロセッサ以上 QuickTime 7.0.2(iTunesに含まれています) 256MB RAM
ってのがiTunesのシステム条件。
http://www.apple.com/jp/itunes/download/
から無料で落として使えるので、まずは入れてみるべし。>4.へ
あと、PCはネットに繋がってる必要あり。ネットに繋がってなくてもiPod nanoを購入するとiTunesのインストールCDがついてて使えなくはない。でも、それだとiPod + iTunesで本来できることの3%くらいしか堪能できないので、PCはネット接続可能なことが必須。
そしてもう一つ、iPod nanoと接続するのにはUSBポートが付いてなきゃいけない。
まぁ、ここ数年のPCでUSBポートがないPCはないだろうから大丈夫だろうけど、USB1.1とUSB2.0という古いのと新しいのがある点に注意。古いPCだとUSB1.1で新しいPCだとUSB2.0がついてることが多い。何が違うかってデータ(曲)を転送するスピードが違う。USB2.0だと1曲1〜数秒なのが、USB1.1だと1曲数十秒ってくらい違う。
iPod nanoのためにUSB2.0を導入するのもアリ。増設カードは1000〜4000円くらいで買えるはず、デスクトップでもノートでも。
3. iPod nanoに入れる曲はここから。
iPodに曲入れるには以下のような手段が可能。
・CDから取り込む。
おそらく一番メジャーな方法。iTunesでの曲の取り込みはCDをPCに入れて、ボタンを一回押すだけという手軽さ。後は全自動でネットから曲名、アーティスト名などを拾ってきて、タグ情報として曲ファイルに付けて取り込んでくれます。
・iTunes Music Store (iTMS)で音楽配信によって購入する。
iTunesをインストールして、PCがネットに繋がっていればすぐにiTunesでiTunes Music Storeを見に行くことができます。曲名をダブルクリックすることで、30秒視聴することができます。iTunesはただデジタルジュークボックスソフトなだけでなく音楽配信用のソフトとしての一面もあります。
1曲150〜200円で購入でき、iTMSで購入した曲ファイルにはアートワークと呼ばれるジャケット映像が付いています。
MDやカセットテープからiPodへ曲を移すのは、できないことは無いけれど普通の手段では無理です。それからCCCDはPCに付いてるCDドライブの相性が良ければ取り込むことが可能です。Macの方が取り込める可能性は高いです。取り込めなかったら発売元を恨みながら、iTunes Music Storeにその曲(アルバム)が入荷されるように祈るべし。
4. まぁ、iTunesを試してみなよ。
なんだかんだ言って、iPodを使うのにはiTunesが必要です。
iTunes以外でもiPodに曲を転送できなくもないですが、有料ソフトを使わないとダメだったり、難しい知識を必要としたりで勧められません。無料で使いやすいiTunesがあるのに、なぜわざわざiTunesを使わない方向を選ぶのかは理解に苦しみます。
他社の携帯ミュージックプレーヤーを使ってた人はたいてい「iTunesを使わないで自分の手で曲を転送できないの?」と質問しますが、iTunesを使う方が絶対楽。フォルダで分類とか自分でわざわざする必要ないんですよ? 曲を取り込むときにタグに情報をつけてくれたのを利用して「ジャンル」「アーティスト名」「アルバム名」で自由にブラウズすることができますし。iTunesでもiPodでも。
という訳でiPod nanoを購入したら必ず使うようになるiTunesなので、iPod nanoを購入しようと思ってるなら、いますぐダウンロード、インストールして使ってみるのが一番。
CDからボタン一発で曲を取り込み、iTMSで気になる曲を購入し、Amazonなどから曲のジャケット画像を集めたり、Podcasttingでさまざまな心の声を聞いてみたり、マイレートで自分の音楽ライブラリを個別評価したり、よく聞く曲のプレイリストを作ってみたり、、、と。PC上に自分の音楽ライブラリを構築してみよう♪
実際、iPodシリーズはiTunesを外でも使えるようにする装置だってことを忘れずに。(iPod shuffleはちょっと意味違うけどね)
5. どのiPod nanoにする?
現在のiPod nanoのラインナップは
4GB | 4GB | 2GB | 2GB |
の4種類。
違いは値段(2GB: 21800円、4GB: 27800円)と容量(2GB or 4GB)しかないです。
色は好みでいいかと。白と黒がどっちがいいか?なんて自分の好み以外だと何できめるんだってのがあるし。売れ行き的には黒の方が売れてるとか。(品切れが早い)
コストパフォーマンスで選ぶなら絶対4GB。
安く買いたい!いますぐ欲しい!!ってのなら2GB選んでも後悔することはおそらくない。
iPodシリーズのメリットは自分の音楽ライブラリを外に持ち出せることにあって、その楽しさに目覚めるとどんどん新しい音楽を聞くようになるので、2GBだと足りなくなる場合はあるかもしれない。
6. 裏に刻印入れて世界に一台だけのiPod nano。
iPod nanoは購入時に裏面に刻印をしてくれるというサービスを行っているんだけれども、これをしてもらえるのは本家アップルストアで購入した場合のみ。刻印したければ、アップルストアで買うしかないです。他の店で買ったのをアップルに持ち込んでも刻印はしてくれません。
刻印したらどんな感じになるかは、アップルストアで実際にiPod nano購入ボタンを押してみると試すことができます。購入を確定するまでは注文されない(1-click設定にしたら別だけど)ので、試してみることができます。
7. さぁ、買うがよい。
ここまで、全部ちゃんと読んでこれて問題なさそうなら、店でもネットでもアップルストアでもお好きなところでゲットするべし!!
iPodを買った人、
「新しい音楽体験の世界へようこそ!」