「ググれ」とは言わないけど、教えてクンはうんざりな人。


二日前の記事の話。
北の大地から送る物欲日記 - ネット上での質問・回答に関する文化圏の違い

「ググれ文化圏」と「教えて文化圏」という文化圏の違いについて書きましたが、じゃ、私はどこに立っているんだ?と言われたら、「ググれ文化圏」だけど、「ググれ」とは言わない派。

基本的に私も教えたがりと言われるような性格で、何かを分からなくて困ってるひとがいたら、答えてあげたくなるタイプの人です。でも、自分で調べよう・考えようとしないで全部を聞いてきたり、はなから頼りきりな人は苦手。

でも、ちょっと調べればわかるようなことを「聞いた方が早い」とばかりに簡単に質問する人っていますよね。そういうのって、教えたがりのツボを刺激しないんですよ。で、めんどくさいから、「ググれ」とか「マニュアルを読め」とかになるんですな。

教えたがりのツボを刺激しないって表現、非常によく分かる。

私にとって教えるってのは、別に自分の知識をひけらかしたくてやるんじゃないんですよ。自分が知ってることってのは、何かしら興味があったりして自分で調べたから知ってる訳で、同じことに興味を持つ人がいて、でも分からなくて困ってたり、悩んでたりするのを見て、助けてあげようって思うんです。

だから、教えるという手助けはするけれども、頼りきりでサポート係のような役割を求められるのはイヤ。こういう教える側の感情を教えてクンは理解できないらしく、「好きで教えてるんだから教えろよ」とか「教える側がそんなに偉いのかよ」「暇だからやってる癖に」とか言われるともうダメ。ま、こんなこと言われるのはよほどの場合だけですが。

教える側が偉いなんてことは全然ないですけど、それなりの礼儀はあってしかるべきでしょう。


「ググれ」を使わない理由は、前記事の内容にもありますが、その言い方に不快感を感じる人がいるので。「ググれ」のような言い方しか回答できない質問はスルーします。ホントは「ググれ」って言いたいんだけどね。