余計な小細工を弄しなくてもアクセスが集まりやすい「はてなダイアリー」

前半のアクセス乞食うんぬんの話はごもっとも。私にはそこまでざっくり書けませんが、思ってるところは同じ。

記事を読んでもらいたいのか、アクセスが欲しいだけなのか。なりふりかまわずアクセスアップの手段を使いまくる人は、読みに来る人の視点が欠けています。結果、意味の無いアクセスを大量に発生させることになります。まともに使っている人にはスパム行為としか見えないようなリンクも大量に。

そこでオススメなのが、はてなダイアリーですよ。
特に宣伝活動など行わなくとも、思った以上にカウンターが廻る廻る。これははてなダイアリー特有のidトラックバックや「キーワードシステム」を中心とするユーザー同士がつながりやすいシステムが大きく影響しているのでしょう。

自宅鯖でMovableType使う以外に、いくつかのブログサービスを試してみましたが、一番良くできてるなぁと思ったのは、やっぱりここ「はてなダイアリー」で。

はてなダイアリーの中の記事を引用してリンクつけて記事をかけば、自動的にトラックバックになる機能は、簡単に引用ありトラックバックを利用することができます。

また、「キーワードシステム」でキーワードが含まれる日記を自動で追跡できる機能があるため、わざわざ検索トラックバックのような人に疎まれる行為をしなくとも、あるキーワードに興味がある人はキーワードページから、そのキーワードが含まれる日記のページへときてくれます。「キーワードページ」がそのキーワードが含まれる日記の集計センターみたいになっているおかげで、こういう芸当が可能になっています。

例えば、任天堂のゲームキューブに続く次の据え置きゲーム機「Wii」について知りたかったら、この文章の「Wii」の部分をクリックしてみてください。

「はてな - Wiiとは」というページに飛ぶと思います。ここは、ユーザーが作り上げた「Wii」というキーワードについてのページで、ずずずっと下にスクロールしていくと「「Wii」を含む日記」という部分があります。そこには、はてなダイアリーで「Wii」と日記に記した人の日記一覧が出ており、あるキーワードについて調べているときには非常に参考になりますし、逆に自分が日記の中であるキーワードについて書いたら、ここに載って誰かがその書いたことを見に来るかもしれない、ってことなんです。

私がはてなダイアリーを使い始めた理由も、このキーワードシステムの存在が大きかったです。

たまにキーワードシステムを悪用しようとするお馬鹿さん（分かりやすい例で言うなら、人気のあるキーワードをずらっと何百個も羅列しただけの日記をつける輩とか）が現れますが、今のところそれらは報告すればきちんと対処してもらえている模様。

別に統計とかが取られているわけではないですが、あちこちにブログを持つような人が最終的に行き着くブログがはてなである場合が結構見受けられるのも、ブログを使いこなしている人から見て使いやすいというのが大きいんだと思います。

そんな訳で、単にアクセス数を稼ぎたいんじゃなくて、記事を読んで欲しいんだって人には「はてなダイアリー」はオススメ。