NTT、光が自在に曲がる現象を発見 - 映像機器・プリンタの小型化も (MYCOMジャーナル)

NTTは18日、特殊な結晶を用いて光を自在に曲げることができる現象を発見、それを利用した光ビームスキャナの開発に成功したと発表した。「KTN結晶」と呼ばれる誘電率の高い物質にレーザー光を通し、電圧を加えることで進行方向を制御した。将来的には、携帯電話に搭載可能なプロジェクタや、ハンディタイプのレーザープリンタなども期待できるという。


おお、光学機器の小型化にかかせない技術ですね。子供の頃に夢見てた21世紀の姿にまた一歩近づく!(笑)

今回発表した現象は、同研究所の研究員である中村孝一郎博士が2004年、実験中に偶然発見したものだという。

現象の出現が偶然でも、それを見逃さない観察力は重要。


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