はてブを使うモチベーション


fujixeの日記 - はてブってどうやって使うの?
fujixeの日記 - 私が、はてなブックマークを使うかもしれない理由」を読んで。

ウェブを見る上で、もう当たり前のようにソーシャルブックマークを使って居るわけですが、まだ使っていない人々にとっては、なんでそんなことをする必要があるんだろう?ってのは最初に通る関門なようで。

保存しておいて後で読みたい(検索して読み返したい)
* 後で読むため、というのは、非常に良く分かる。タグ、コメントも
* ただしこの理由単体だと公開する意味は無い
* ニュース系ブログのネタとして保存、それを公開して舞台裏をちょっと覗かせてどきどきさせてファンを増やす・・・・・・なるほど、その発想はなかったわ
* あと、私は一度読んで本当に保存しておきたいと思った資料はローカルに置いておくことにしている
* だってそのうち消えちゃうから・・・・・・

ふたつめの「ただしこの理由単体だと公開する意味は無い」ってところの捉え方がやっぱり引っかかるところなんですかね?


私の場合は、公開する意味は無いかもしれないけど、公開した方がいろいろと面白そうだから公開しようっと、ってな軽い気持ちで公開しちゃってる訳ですが、ちゃんとした理由を求める人だと、ここに大きな抵抗を感じてしまうみたいです。

4〜5番目の資料としての保存については、まぁ、いきなりある日突然はてブが綺麗さっぱり消えてしまう訳ではないだろうから、存在してるうちは考えなくてもいいのかなぁ、って安易に考えています。手元にデータを持ってきて何かしようと思ったら、それをする方法は用意されていますしね。(要プログラミング技術、ですが)

自らのブックマーク傾向をはてなやみんなに知らせることで、今後の「自分が興味を持てる記事探し」をラクにしたい
* これが未知数。どの程度ラクになるのか
* そして、俺はそこでラクをしたいのか
* 「お気に入り」をうまいこと見つけるためのサジェスタを作った人がいるそうな。中身はわからんがアソシエーションルール的な話だろうと中身を読まずに勝手に推測。ということは当然ある程度のサンプル数(自分でブックマークした数)がなければ、精度は上がらない*1
* よって評価は今のところ保留するしかないがみんなで良くしていくのがWEB2.0らしいのでみんながんばれと思う
* ただ、ちょっと考えたところでは、一度お気に入りの人たちを見つけたらその人たちがお気に入りじゃなくなるまで俺はもうブックマークしなくていいんじゃないのか

1年半ほどはてブを使ってきてどう思ったかというと、楽になるというよりかは、自分が興味を持てる記事をより幅広く気づけるようになる、って感じです。自分ひとりでカバーしきれるエリアより、同じようなことに興味を持つ複数のブックマーカーがカバーするエリアの方が広くなるのは、ある種当たり前なことで、そういうブックマーカーを見つければ、自分が興味を持てる記事に気づける幅が広くなりますし、言い方を変えれば楽をできる、ってことにもなります。

もちろん全員がブックマークを公開して使うって状態がより良いとは思いますが、必ずしも全員がそうしなくてはならない、って訳ではありません。みんながブックマークした情報を見るだけって使い方もアリだと。


ただ、はてなブックマーク自体は、参加してブックマークを公開してくれる人の数が多ければ多いほどその可能性が広がるものでもあるので、公開してもらえたら嬉しいなぁ、とは思います。

上記を足し合わせたものがブックマークを付ける労力を上回るリターンを与えてくれる、そう思う人はブックマークをする。そうじゃない人は、しない。

気になる記事があったら、そのコメント欄やトラックバックを見てみたりするのと同列で被はてなブックマークされているのを確認するのが普通になっちゃってるので、はてブするのはほとんど労力に感じていません。リターンうんぬんより、ブックマークしたいからする、って感じなんですが、このブックマーク意欲って、何によるものなんでしょうかね。もはや、気づかぬうちにはてなブックマークのネジの一本になっているのかもしれません(笑)


はてなブックマークを使うには使用環境にもよるところが大きくて、ululunさんのエントリで紹介されていたようなFirefoxHatenabar (Firefox Extension)の環境が非常に使いやすいです。