レビュー 「世界樹の迷宮」



ネットゲームの知人や巡回先のサイト、ネットでの評判を見て面白そうだなぁと思ったDSの「世界樹の迷宮」、店頭ではどこでも品切れ中でしばらく買えそうになかったので、ヤフオクにてゲットしました。それが届いたので、さっそくプレイ!!


あちこちのインタビュー記事などで書かれているように、今風なムービーばりばり、壮大なストーリーが、っていうゲームとは対極を行く特に複雑なストーリーもなく迷宮をひたすら潜っていくというタイプのゲーム。でも、だからと言ってつまらない訳じゃなくて、逆に止め時を見失うくらいにはまってしまうゲームでもあります。(プレイ3日目ですが、はまりまくり)


5人のパーティーを操ってひたすら迷宮を探索していく、というゲームスタイルなのですが、なぜそこまではまるのか?と言われたら、やはり絶妙なゲームバランスにつきるところでしょうか。何気ない敵の出方ひとつとってみても、敵の種類は少ないながらも何故かあちこちで印象に残るような出現の仕方をします。

「あー、毒持ってる蝶かぁ、ターン長引くとやっかいそうだよなぁ。あ、パラディンが毒くらった、次のターンで回復しないとな」とかプレイしてたら、ターン終了時に毒ダメージでパラディン即死!(このゲームの毒ダメージはかなり恐ろしい、このパラディンも生命満タンから攻撃ダメージ+毒ダメージで1ターンで即死)「うおおお、やばい、あの蝶やばいやばいやばい!」

ちょっと気を抜くとすぐに全滅しかねない難易度ながらも、戦術を工夫したり、ちょっと頑張ってレベルを上げたり、はたまたパーティーのメンバーを入れ替えてみたりして、なんとか進めていけるという試行錯誤が本当に楽しい。こういうゲームはひさびさ。


あちこちで出るメッセージが、往年のゲームブックを彷彿とさせるようなものだったり、音楽がなつかしのFM音源チックだったりするのも、一部のマニア(笑)にははまりどころです。「君はここでこの赤い実を食べることもできるし、食べないでそのまま進むこともできる。」とか、何気ない文章ですが、当時のゲームブックやってる人は思わずなつかしさに心ときめく部分だったりします。20〜30代くらいのゲーマーだとかなりツボに入ってる人多いかと。


もちろん一人で攻略してくのもいいですけど、ネット上のあちこちのプレイ日記とか、攻略サイトなどを見つつ進めていくのもまた楽しいです。パーティーのキャラ組み合わせや、スキルの育て方なども、いろんな人のやり方見てると結構参考になります。

よく見に行くまとめサイトはここ。
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