アニメ音楽とゲーム音楽のはまり方


ゲームミュージックなブログ・Ver.FC2 アニメ音楽とゲーム音楽の違いについて考えてみたこと」を読んで。


アニメ音楽とゲーム音楽の違いについて。


確かにレンタルCDを見てると、アニメとゲームというジャンルはひとくくりにまとめられていることが多く、興味が無い人から見ると同じようなものなのでは?と思われていそうな気がします。アニメやゲームの音楽だから、そんなん音楽じゃない!なんて言う人をたまに見かけてげんなり。

どんなジャンルでも音楽は音楽ですよ。


アニメ音楽もゲーム音楽も両方ともよく聴きますが、BGMって観点からするとゲーム音楽の方が多いです。たぶん、アニメとゲームを比べた場合、受身で見ているという鑑賞スタイルなアニメと、キャラクターを操作することで自分がその世界の中に参加している参加スタイルなゲームでは、ゲームの方が同じBGMでも印象に残りやすい。

ゲーム音楽というのはただのコンピュータのBEEP音から音楽の形をなし、マシンの進化に伴って音源や多様性を進化させていったという、独特の歴史があります(制約の中での技術的工夫による進化も含みます)
 よって、歌の必要性を排除した形で発展してゆき、技術的に歌を入れられるようになった現代でも、根本ではそれを入れる必要がない分野となっているのではないでしょうか。

ゲーム音楽の場合は、BEEP音、PSG音源、FM音源、PCM音源と次第に音源が豊かになっていく歴史があるってのもはまってる要因のひとつ。音源がそれほど豊かでは無かった時代でも、それを感じさせない工夫があったり、同じ曲が音源が変わることでがらっと変わっていく様を聴いたりと、歴史まで含めてはまってる人はゲーム音楽の場合多いはず。


歌入りな曲で考えると、アニメだと毎回オープニング、エンディングで見ることになるので刷り込まれやすいのに対して、ゲームだとプレイする度に毎回オープニングを見たりはしないですから、これはアニメの方が印象に残りやすそう。


アニメやゲームだけでなく、映画のサントラとかもそうですけど、何かの作品があってそこで使われている音楽ってのは、単に音楽だけじゃなくて、その作品の印象も重なって記憶に残るので非常に印象に残りやすく、気に入った作品に関する音楽はたいていの場合好きになってる気がします。だから、私の音楽趣味の大半は、遡っていくと好きなゲーム、アニメ、映画、テレビ番組で使われていたモノが非常に多いです。

まれに使われている音楽を気に入ってて、これが使われているのはどんな作品?って逆パターンではまっていく場合もあったりも。



BGMとして気に入ってるのは、アニメの「ジャイアントロボ」のサントラ。作品が大好きってのもあるけど、全編フルオーケストラな楽曲はもう何度聴いたか分からないってくらい繰り返して聴いている。

もう作品が出てからずいぶんと経ったせいで、どのサントラも廃盤になっていてオークションくらいでしか手に入れられないのが残念。それでも、全7枚中2枚は偶然見つけたのを入手、レンタルCDをずいぶんと探して3枚はレンタルできたのを聴いています。

ジャイアントロボ 6 ― オリジナル・サウンドトラック ジャイアント・ロボ III 「ジャイアント・ロボ4?地球が静止する日」