JASRACは広報活動の前に楽曲・歌詞使用料を見直すべき


メディアの節穴: 記事が「ストリーミング配信」? 著作権使用許諾の怪」を読んで。

いやはや。

ホームページでの歌詞使用に関するすごい話。

JASRAC「プリント可能ですか…。すると、扱いとしては『ダウンロード形式』となりますので、1回あたりいくら、という課金になります」
米 林 「は? いや、音楽データではなく、歌詞のテキストデータなんですが(しかも歌の一節)」
JASRAC「はい。この場合は『可視データ』という扱いになります」
米 林 「(納得いかねぇ)…で、どれくらいなんですか」
JASRAC「情報料なしで広告ありですから、1回6・6円ですね。広告なしだと5・5円です」
米 林 「1『回』って…それ、現実的ではないんですが…」
JASRAC「まあ、アクセス数で決める、ということになりますね」

歌詞データが「可視データ」って! どんだけ親父ギャグなんだ!(突っ込むのはそこじゃない)


情報料なしで広告なしでもアクセス1回で5.5円。1000アクセスあったら、それだけで5500円ですよ。どんだけ暴利むさぼってるのか。

JASRAC「ただ、印刷制限をかけるとすれば、区分が変わります」
米 林 「どのように?」
JASRAC「印刷できないとすると、その場で見るだけですから『ストリーム形式』(ストリーミング配信)の扱いになります」

新聞記事に歌詞掲載の話なのに、ストリーミング配信!!


なんか記事読んでたら、歌詞が意味も無く横スクロールしていくのを想像しちゃいました・・・。

JASRAC「ストリーム扱いの場合、使用料は広告料の3・5パーセントとなります」
米 林 「当該ページの広告って(ピー)くらいなんですよ。その3・5パーセントなんて…」
JASRAC「最低使用料として月5000円という規定もございます」
米 林 「はあ(ため息)」
JASRAC「あと、年額5万円という割引制度もありますので」
米 林 「それって、未来永劫払い続けることになると…」
JASRAC「掲載を継続する限り、ですね」

もう、このやり取りを見ていると、歌詞データを載せないためにわざと法外な値段つけてるとしか思えません。

いったい何を根拠にこの値段は設定されてるのか。


こんなんだから、

地震被災地域での楽曲使用料免除 - 社会ニュース : nikkansports.com

で、いい印象を広めようとしても、

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みたいな感想もたれるんですよ。