「新しい」楽しみを発見させてくれるゲームが好き


B2FGames LLC - 「新しい」ゲームの価値は?」を読んで。

自分達がゲームを出す上で、面白いことと同様に重視しているのが「新しい」ということなのですが、
ところで皆さん「新しい」ゲームはお好きでしょうか?
と、こうお聞きすれば多くの方が好きとお答えになることと思います。
しかしそこに若干の疑問が生じまして。

この「新しい」という言葉はなかなかの曲者であるなあ、と。
「新しい」という言葉から受けるイメージは非常にポジティブで、
「新しい」ゲームといえば、それは一見無条件に素晴らしいもののように思われます。

ただ本当に「新しい」ゲームというのは実の所異質で、理解し難く、到底受け入れ難い。

「新しい」という言葉が、単に他のモノとは違う、今までになかった、という意味だけで使われているのなら考えもの。


私が欲しい「新しい」ゲームとは、「新しい」楽しみ方を発見させてくれるゲーム。


いままで気づけなかった、新しい心のツボをついてくれるようなゲームが大好きです。お仕着せの面白さじゃなく、自分の心の内から「あ、これ楽しい!!」と感じさせてくれるゲーム。

今までになかったジャンルやルール、素晴らしい世界観、心地よい操作性、聴き入ってしまうような音楽、なんでもいいけど、それがそのゲームをプレイせずにはいられなくなるような新しい楽しみを感じさせてくれる時、無常の喜びを感じます。


う〜む、しかし、そんなに多種多様な面白さというのは、誰しもが必要としているのでしょうか?
むしろ新しいゲームなんて、大して必要とされていないのではないでしょうか?

面倒なことや大変なこともいっぱいの人生。

楽しいことはいくらあったって、もうお腹いっぱいなんて感じません。楽しいことを探すのもまた楽しみ。



だから新しい面白いゲームを探すのはやめられません。これは!と思ったら、ソフト一本でもハード買う。たぶん一生ゲーマー人生。