ブログの目指す方向

  ・ツッコマビリティ=釣りでアクセスアップ目指しましょう
  ・アクセスアップの先にはアフェリエイトによる収入増
  ・同時にメディアとしての影響力の増大化
  ・釣り記事が既成事実として浸透する危惧とか色々

・・・・・・何のことは無い、手段を選ばずアクセスアップに励むブロガー*1の行き着く先、究極進化形が今現在の「マスゴミ」そのものじゃねーか。

注目を浴びそうな扇動的なタイトルや、ついつい気になってしまうような「○○できる△△な方法」などのTip的なタイトル、これらの週刊誌の中吊り広告でお目にかかれるのとそっくりなエントリタイトルは、アクセスアップ手法として、SEOサイトなどでよく紹介されていますね。



アクセス数が増えれば、アフィリエイトでそれなりな収入を得ることができるようになります。ただ、アフィリエイトもピンきりで、いかにも罠のように誘導してクリックさせるアフィリエイトと、参考になる書評やレビューにあるアフィリエイトを一緒にしてしまうのは問題。アフィリエイトは全て浅ましいと思っちゃう人もいるのだろうけど、せめてこれらは分けて考えようよ、と言いたくなる。

それなりな情報を与えてくれた対価として存在しているアフィリエイトはもっと広まってもいいと思う。



メディアとしての影響力の増大はすでに大手ブログには見られますね。大手ブログが多くのユーザーを引き付けるようになった過程では、そのブログの内容が素晴らしいから購読するようになったという人が多いけれど、より多くのユーザーが読むようになって「みんなが読んでるから」というような見方で読者になるような人たちは、「大勢の人が読んでるんだからきっと正しいことを書いてるんだろう」と思考停止してしまいがちなのが怖い。

自分から元情報に当らず、書かれていることのみを読んで信じてしまう人が増えると、「釣り記事が既成事実として浸透する危惧とか色々」的な危機的な状況になってしまう。



ユーザーが発信する形なブログも、多くの読者を得て影響力が増せばマスコミと同じようなものになってしまう。そこで、悪戯にアクセス稼ぎだけに走ったり、スポンサーと結託して提灯記事を書いたり、事実を歪めて書いたりしてしまえば、「マスゴミ」と呼ばれてるような、腐敗した報道の状況と変わらなくなってしまう。



自分のブログがそういう方向に行かないように、気をつけつつブログを続けて行きたい。