15年前の自分に会った

ちょっと探し物をしてて、引っ越しのときからほとんど開いていない段ボールの中を覗いてみたら、一冊の大学ノートが出てきた。



ぼろぼろになったそのノートは、15年前に一冊だけ実際の紙のノートでつけていた日記だった。今じゃ絶対に書けないような若さいっぱいな、日々新しいことが連続だった頃の思いがこれでもかってくらいに書き連ねられていた。

それを書いたのは間違いなく自分なんだけど、本当に書いたっけ?と思わず疑ってしまうような、なつかしいような、恥ずかしいような、そんな日記。



あの頃はいろいろと無茶してたよなぁ、と懐かしく思い出しながら、つい読みふけってしまった。



紙の日記を書いていたのはあの頃だけだったけれど、何かを書くってのは昔からいろいろとやってたように思う。日記を書かなくなった後は、サークルの記録ノート(みんなで好き勝手書く、ゲーセンのコミュニケーションノートのようなもの)にはまってたし、その後、しばらくブランクがあったけど自分用のマックを手に入れてからは、パソコン通信にはまって、今の何倍もの量の書き込みをしてたり。




手紙でも、日記でも、パソコン通信やチャットのログでも、今こうして書いているブログでも。こうやって書いて残しておくことで、未来の自分に何かを伝えられそうな、そんな気がする。


その時々で形こそ変われど、何かを書いて残すってのは、自分にとってのライフワークなんだな、と思う。