相互利用可能はいいけど、告知も重要
最近は、さまざまな電子マネーが登場し出していて、更に既存の電子マネー同士が提携して相互利用が可能になるなんてニュースも多い。
今回の発表は、電子マネー機能の相互利用の開始時期を案内するもので、ICOCAカードを使ってSuica対応店舗でショッピングするといった使い方ができる。
電車の乗車賃だけでなく電子マネー機能ももったSuicaとICOCA、これらが相互利用可能になってますます便利になるだろう。
便利になるのは嬉しいんだけど、ちょっと気になるのがその告知。SuicaとPASMOが相互利用可能になっているのは多くの人が知っていると思うんだけど、電子マネー機能も相互利用可能になっているというのは、PASMOを使っていてしばらく気が付かなかった。
SuicaとPASMOで売り上げを競っていたせいからかもしれないが、Suicaの電子マネー機能が使えます、という告知があってもそこでPASMOも利用可能なことはほとんどアピールされていないし、PASMOでSuicaが使える場所で電子マネー機能が使えるというアナウンスも見かけた覚えがない。
実際にPASMOのホームページを見にいっても、Suica互換で電子マネーが使えるというのは小さくひっそりとしかアナウンスされていない。店頭のSuicaやPASMOの利用可マークもどちらかだけなことが多く、相互利用が可能なことはあまりアピールされていない。
せっかく相互利用が可能になっていても、告知不足で利用できることを知らない人がいっぱいいるってのはもったいない話。