最新ゲーム機の目玉タイトルが下位機種へ移植される現状
「PS3の目玉「ガンダム無双」がPS2に 旧世代機に移植の「なぜ」 - ITmedia News
「ガンダム無双」がPS2に移植されるってのを見たときはかなりびっくりしました。
PS3の目玉タイトルとして開発されたはずのゲームを下位機種であるPS2に移植するってのは、ハードを変えてみればDSのゲームをゲームボーイアドバンスに移植するようなもので、「何故！」と言いたくなってしまうところですが、PS3の普及が伸び悩み、一方でPS2を主力ゲーム機としている層がまだまだ多いってのが感じられます。
今の現役世代据置き型ゲーム機のWii、PS3、Xbox360の３つのうち、Wiiだけが人気でPS3とXbox360が伸び悩んでいるってのは、PS3とXbox360が発売されているゲームを堪能するためにはハイビジョン映像を再生できる環境がないといけないってのも要因のひとつとして考えられます。
ハイビジョン大型液晶テレビはそれぞれの家庭の居間に導入されてきてはいるのかもしれませんが、ゲーム機は個人の部屋で楽しんでいるという人も多そうで、そういう場所ではまだハイビジョン再生環境が整っていない人が多そう。個人の部屋でハイビジョン環境だと、今では大型液晶ではなくPC用の液晶モニタを流用しているという人が多そうです。
長い目で見ればハイビジョン環境へと移行していくのでしょうが、今はまだちょっと時期が早いのかもしれません。逆にハイビジョン環境を持っていて、そこで再生するハイビジョン映像がないと嘆いている人にはPS3やXbox360はオススメ。ゲームが好きならば、ですが（笑）
私が見る現役据置きゲーム３機種は、Wiiは家族や普段ゲームをあまりプレイしないライトゲーマー用、PS3はBlu-ray再生環境として、Xbox360はコアゲーマー用として、とそれぞれのゲーム機の担当部分がくっきり分かれているように見えるので、後々は全部購入したいのですが、今はXbox360だけ。
