ゲームのバグ情報を共有する


実売で大苦戦も、体験版は人気爆発中。PSP「海腹川背Portable」|忍之閻魔帳」を読んで。

以前は、メーカーがあらかじめ用意したり、雑誌付録で付けるなどの形を取らないとプレイできなかった体験版が、最近ではネット経由で入手できるようになったことで、購入しようかどうか悩んでいるゲームを事前に体験版でお試しできるようになりました。


上記記事で取り上げられている「海腹川背Portable」の場合は、ソフトの人気ってよりかは、ネット上の話題で体験版を落としてみた人が多かったんじゃないでしょうか。その話題ってのは、ゲームのプレイに支障をきたすバグが存在してるって話。

【2ch】ニュー速クオリティ:PSP版海腹川背、バグだらけのまま強行販売


ゲーマー達はネット上で情報収集するだけではなく、攻略情報だったりゲームレビューだったり、こうしたバグ情報だったりもネット上で盛んに情報発信している場合が多いです。メーカー側でこうしたバグ情報などをきちんと告知してくれればいいのですが、万が一リコールなどになってしまうと多大な損害が発生することを恐れてか、バグ情報はまともに発信されることが少ないです。ものすごい分かりにくい場所にこっそり掲載しておいて告知したことにしてたり、メーカーに直接問い合わせた人だけに対策版のソフトとの交換を行ったりという具合に。


前述の「海腹川背Portable」の場合は、開発元が過去にバグ満載ゲームを販売したという過去の汚点を持つメーカーで、ユーザー側が”要注意メーカー”としていろいろと危惧してたのに、またバグありゲームが販売され、しかも「ゲームの仕様」で片付けられそうになっているという最悪なケースで、今回の件に関しての要望まとめWikiも作成されています。

海腹川背Portable要望まとめwiki - トップページ



最近だと、XboxLIVEで発売されたMr.Driller Onlineで、肝心のネット対戦がまともにプレイできないってのが話題になってます。

こちらは現在調査中とのこと。



ゲームソフトも、年々複雑化していることから、発売後にバグが発覚してしまうのも仕方ないとは思うのですが、それをこっそり隠したりせずに誠意を持って対応してもらいたいところ。



HDDを搭載したゲーム機では、ソフトを回収・交換しなくてもネットによるアップデートでバグを解消できるパッチを当てることができ、将来的に全てのゲーム機がこうなってくれたらなあ、と思うことしきりです。ネット経由によるアップデートはネットが使えない人は利用できないので全ての人対象じゃないのが残念なところですが、バグだけでなくゲームバランスの解消なども行えたりします。


今プレイしてる「世界樹の迷宮2」でも、ユーザーの手でバグ情報がまとめられていて、うまく回避しながらプレイできるのですが、これがHDD搭載ゲーム機ならアップデートで簡単にバグ解消できそうなものも結構あるよなあ、と残念にも思います。

世界樹の迷宮2Wiki - バグ