このTwitterユーザーはどんな人?


Twitterにおけるあなたの存在価値--ユーザー動向から見えるもの:スペシャルレポート - CNET Japan」を読んで。

Twitterユーザーがどんなタイプかを見分けるのに、Following(あなたがフォロー)、Followers(あなたをフォロー)、Updates(これまでの投稿)の数字を参考にしてタイプ分けするという記事。(こうして日本語も書くと、日本語のはホント分かりにくいなあ・・・)



確かにFollowingやFollower、UpdatesはそのTwitterユーザーがどんなユーザーかを示す指標のひとつではあるんだけど、どれも変化していく数字だし、それらの数字ひとつひとつに意味があっても、それらを組み合わせて比率を出したりしてしまうとよくわからない数字になってしまう。なので、これらの数字は個別に判断するのが分かりやすいかと。

  • Following(あなたがフォロー)

その人がフォローしている人数。その人がTwitter上でウォッチしてる範囲の広さを示す。知人などと密度の高いコミュニケーションを取るユーザーは少なめ、Twitterを情報ソースと見るユーザーは多めな傾向。また、Twitterユーザーには、自分がフォローしてる人たちの発言を全て追いかける人と適当に流して見られるときだけ見える発言を見るというタイプがいて、フォロー数が多くなるにつれて後者な割合が増えていると思われる。

  • Followers(あなたをフォロー)

その人がフォローされている人数。その人がTwitter上でウォッチされている人数で、逆に見ればその人が何かを発言した際にそれを見ている人の数でもあるので、影響範囲でもある。ただし、Twitterではフォロー返しも多いので、自分からフォローする数をたくさん増やせば、それに伴ってフォローされる数も増えるという面もあり、Followers数=影響力、という単純な一致はしてないように思える。Twitter以外で有名な人は、当然Followersの数は増えやすく、始めてから一日でFollowersが軽く100人を超えるなんて人も結構いたりする。(無名な人も初日に1000Followingとかすれば数百Followされるだろうけど、相手からFollowされる数字として)

  • Updates(これまでの投稿)

これはTwitterを何日くらい使って来たかの日数で投稿数を割った数字にすると、その人のTwitter利用状況になる数字。週に数発言程度の人から、一日数百発言の人までいろいろ。Followingが少ない人が一日数百発言の激流な人をフォローすると、その人のワンマンステージ状態になるなんてことも。



まあ、こういう数字もそのTwitterユーザーを表す指標になるけれども、あるTwitterユーザーがどんな人かを知るには、その人の書き込みを数ページ分遡ってみるのが一番な気がします。

  • どんなジャンルの発言をしているか?
  • @返信が多いユーザーはコミュニケーション重視
  • 短い発言を繰り返す呟き型か、長文を繰り返す主張型か
  • どういう人(他Twitterユーザー)と交流してるか?

プロフィールが書いてなかったとしても、その人の発言を数十も眺めてみれば、その人がTwitterをどのように使ってて、どんな人なのかってのはおぼろげに見えます。Twitterの場合、ログがそのままプロフィールって感じかも。



Twitterで誰かにフォローされたとき、そのユーザーのTwitterページを見に行ってどんな人か見ますが、そのとき思うのは「この人はなんで私をフォローしたんだろう?」ってこと。「誰々経由で気になったのでフォローした」「○○で知っている人だったのでフォローした」「適当にいろんなユーザーをフォローしたうちの一人」とかの通知が「あなたが○○さんにフォローされ始めました!」メールにあると面白いけど、入力するのが面倒だからそうはならないだろうなあ。