Webサービスは全体のレベルより自分の使い方を強く意識して使ってる


Facebook(を推すひとたち)に思うこと: CONCORDE」を読んで。


私もつい最近からfacebookを始めた口ですが(昔にアカウントだけ取ってたけどそこで終わってた)、まあ楽しそうだから使ってる訳で、

『グローバルな(そしてビジネス風味の)人脈作りSNS』というマジメな用途

Facebook(を推すひとたち)に思うこと: CONCORDE

を目指して使い始めたのではないです。

「前に登録したけど知人居なくて使いこなせなかったSNSを楽しげに使ってる人達が居て、ネット上で知ってる人もちらほらといるので、その中に混ざってfacebookがどんなサービスなのかを実際に自分で体験してみよう」って感じの動機。


『日本のネットマジョリティに見つかったらマジメな使い方はオシマイ』ということを、いまの(デマ流布と大喜利の巣窟と化した)Twitterの"惨状"から何も学ばなかったんだとしたら、愚かにも程があるんと違いますか?

Facebook(を推すひとたち)に思うこと: CONCORDE

「ネットマジョリティに見つかる=大多数の人に広まる」と利用の意識レベルが下がって、デマ流布や大喜利の巣窟と化すような"惨状"になる、というのはあまり考えた事の無かった視点。


Webサービスを使うときに考えること


ネット上ではさまざまな人が情報発信できる代わりに、その情報が正しいかどうかは自分で判断する必要があります。ある情報に対して、たくさんの視点からの切り口を見たり、自分で実際に確かめたりして情報の正しさを確かめるのですが、全ての情報に対してそうできる訳もありません。

信頼のおける情報ソース源を確保したり、ネット上で見た情報をすぐに鵜呑みにしないってのは、ネット上のさまざまなサービス上での鉄則みたいなもので、twitter上で参加人数が増えて意識の低いユーザーが流れ込んで、デマを流布するような人が増えたとしてもそれは変わりません。



twitter上にデマを流布するような人が増えたとして、そういう人だと認識したら、その人からの情報は信頼しない、フォローを外す等で対処することができます。また「大喜利の巣窟」ってのは、まあネットの楽しみ方のひとつ、だと感じてるので、惨状とは感じてません。



twitterは自分でフォローする人(見る対象)を自由に取捨選択できるので、自分が気に入らないユーザーは無理にフォローする必要は無く、ユーザー全体の平均意識レベルが下がったとしても、自分からそういうユーザーをフォローしにいかない限りは特に問題にならないような気がします。


全てのユーザーが高い意識を保つのはたぶん無理


ネットサービス全体のレベル(使い方とか情報の信頼度)は高ければ高いにこしたことはないですが、自分の利用法や心構えなんかで自分にとって問題ないレベルが確保できていればそれでいいです。



あまりにレベルが下がりすぎて全く情報源となりえないとか、荒らされまくってまともにコミュニケーションできないとか、そこまで行っちゃうとまた話は別ですが。そのような状態まで行くと、まともなユーザーが居なくなってしまうので、サービスを利用し続ける理由も無くなります。


facebookはまだ様子見中


今回の話題の元であるfacebook、まだ使い始めて1週間ほどってことで、まだまだ様子見な段階。


facebookでいうところの"友達"は、いくらかの知人と他のWebサービスはてなtwitterなど)で知ってたり交流したりしたことのある人達を中心に登録してて、今の時期はこういう盛り上がり好きな人が多く参入してきて新しい仲間を捜してる時期ってことで、友達申請もスパムでないと判断すればOKしています。



twitterは明らかにスパム的なユーザーや自己アピール目的のみのユーザーが増えているので、そういうアカウントからのフォローがあってもフォローを返すことはありません。

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