スイバル式のデジカメ再び

今ではすっかり当たり前になったデジタルカメラ、最初の頃はいろんなデザインのカメラが試行錯誤的にリリースされてて、中でもレンズ部分をぐるぐると回転出来る方式のスイバル型なデジカメが結構人気でした。


私が一番最初に買ったデジカメ、カシオのQV-10シリーズとかニコンの名機CoolPix950などなど。


私の使ってたデジカメをお下がりで譲り受けて使ってた父はCoolPix950が結構気に入ってたようで、今もニコンのスイバル型のデジカメCoolPixS10を今でも使ってたりします。


実際に使ってみると、しっかりレンズ部分をホールドしながら上下に角度を付けられるという機構はとても使いやすく、人ごみの中から腕だけ上に出して遠くを撮影したり、ローアングルで花や動物などを撮影したり、ちょっと変わったアングルから撮影してみたりと、デジカメだからこそできるデザインの利点を十分に堪能させてもらってました。



そんなスイバル型のデジカメですが、一般ユーザーからはカメラっぽくなくて取っ付きにくかったらしく、次第に姿を消していき、最近ではもう絶滅したか?と思ってたところでこのニュース。

カシオは5日、2011 International CESのプレスカンファレンスで2軸が可動する新コンセプトのコンパクトデジタルカメラ「TRYX」(トリックス)を発表した。国内での発売は未定。米国では4月に249.99ドルで発売する。本体色はホワイトとブラックを用意する。

【CES】カシオ、ダブルヒンジのスイバル型デジカメを発表。21mm相当レンズ搭載 - デジカメ Watch Watch

枠の部分とレンズの根元の部分の2軸可動型のデジカメで、ちょっと変わっていますがスイバル型の一種といえそうです。2軸可動は、従来のスイバル型というよりかは携帯電話の液晶画面のそれから来てる気もしますが。



こういうデジカメならではな使い方を考えさせてくれるような新しいデザインのデジカメ、もっと出ないかなあ?