次に欲しいパソコンを思い浮かべて一言

始めて自分でパソコンを買ったのは大学で卒論を書くために買ったPerforma588だっけか。


モニタ一体型のパソコンだけども、今のiMacのようにスラッとした風貌ではなく、なんともずんぐりむっくりとした愛嬌のある形をしており、そのモニタはPerforma588をしばらく使った後に他のモニタやテレビを見ると画面が凹んで見えてしまうくらいにぽっこりと丸く盛り上がった表面だった。



そうそう、こんな形だった。



卒論を書くのに個人でパソコンを使い出す人がちらほらと増え始めた頃で、自分より上の世代の先輩達は研究室に二、三台しかない共有マシンを交代で使ってたり、ワープロや手書きなんて人もいた。それが自分たちの世代くらいを境目にほぼ100%がパソコンを使うようになったという、ちょうど境目の時期だった。



パソコンに限らず電化製品の類いはだいたいそうなのだが、性能がまだまだ低い頃は毎年ものすごいペースで性能が向上していく様を見続けることができる。そして、次第にその製品が普及して普及台数が増えていくにつれ、量産効果で価格はどんどんと安くなっていく。

性能がどんどんと向上しながら値段がみるみる下がっていくのだから、もう物欲は痛く刺激され続けることとなり、かくして一般人には想像付かないペース(だいたいは年に一回くらい)で次から次へと新製品を買い続けて行くこととなる。



最初に大学で卒論を書くために購入したパソコンだが、毎日使うようになると自宅にも作業や娯楽用に一台欲しくなり、翌年にノートパソコンを一台追加。(PowerBook5300cs)当時のアップル製品の品質といったらもう酷いもので、購入して数ヶ月も経たないうちに液晶画面を開いただけでバキッとヒンジが折れて・・・リコールで無償修理してもらいましたが。

そんな柔なボディのノートパソコンを持ち歩くうちにちょっとした不注意でボディに衝撃をあたえてしまって液晶クラッシュ。半年ほど外部モニタで運用したのち、ジャンク品として売却。



その後、数台Mac(PowerMac7300、PowerBookG3、iMacMac mini)を購入した後、仕事・趣味の両面でwindowsマシンの方が何かと便利なのと、小型ノートPCはwindows機の方がいろいろと充実してたのと、価格が安いのとで、しばらくwindowsマシンを使い続け(VAIO RX53、Mebius、LetsnoteW4、Dell DIMENSION8400、Acer Aspire5600)、その後MacOSXがこなれてきたのとMac自体の完成度が随分と上がったのもあってMacに出戻ってきて(MacBookiMac)、今に至る。



今のメインマシンは2008年の年末に購入したMacBookで最初にメモリ4GB、HDDを120GBから250GBに交換したおかげで2年ほど経ついまでもそれなりに使えている。しかし、HDDの容量がいっぱいになり外付けHDDを接続してしのいでいるのと、MacBookより後に購入し、両親用とつまのひと用の二台あるiMacが思いのほか快適で、一番パソコンを使う時間が長い自分が一番低いスペックのマシンを使い続けてるのがちょっとつらくなってきたところでもある。



そろそろもうちょっと反応の良い新しいマシンが欲しくなってきた。




最近では、主に道内(ほとんどは札幌)ではあるが、月に1〜2回くらいのペースで遠征することもある。気軽に持ち運べるノートパソコンがあると出先でもいろいろと便利なことから、モバイルノートパソコン+モバイルルータという装備もそろそろ必要なのかもしれない。




Appleのハードウェア当たり年だった2010年、iPadiPhone 4Apple TVと並び、「Macのノートブックを次の次元へ」というキーワードに恥じぬ性能と薄さと価格で皆を驚かせたノートパソコン。




そう、あいつだ




MacBook Air 11インチ欲しい!





自分で最初に買ったPerforma588、あのときPC価格の相場がぐんと下がってた時期というものあって85,000円くらいで購入してから、もう気づけば15年と少し。MacBook Airの価格も同じく85,000円程度というのも何か運命だろうか。

Apple MacBook Air 1.4GHz Core 2 Duo/11.6

Apple MacBook Air 1.4GHz Core 2 Duo/11.6"/2G/64G/802.11n/BT/Mini DisplayPort MC505J/A



はてなの新春キャンペーン(「MacBook Air 11インチ欲しい!」から飛べます)に応募するのに随分と長々と書いてしまったけれども、新春キャンペーンに外れてもおそらく今年前半に何かしらの新マシンを購入したく、いろいろと様子をうかがったり、事前調査してたり。



iPadiPhoneの次期モデル、MacBook ProiMacの次期モデルもいろいろと気になるところで、今年もAppleから目が離せなさそう。