はてなブックマーク「あとで読む」タグから見えるブックマーカーの興味
「本当に読んだ?はてなブックマーク「あとで読むタグランキング」2010 - はてなブックマークニュース」を読んで。
記事タイトルで「本当に読んだ?」から始まるあたり、「あとで読む」タグってのはついつい使っちゃうけど本当はあとで読んだりしてないんじゃないの?という流れで始まります。
「あとで読む」系なタグを使われたブックマークエントリのトップ50リストを見てみると、多いのは
- ライフハック系記事
- まとめ記事
- 体験談
辺りでしょうか。
一般的なブックマークは、記事を読んだあとにその内容を分類・記録しておくために行われるものであるのに対し、「あとで読む」タグが付けられているブックマークの場合にはまだ読んでない記事に対して「あとで読もう」と思って付けています。つまり、記事自体は全く読んでいないか、触りだけ少し読んだくらいってことで、タイトルで記されている内容に興味があって読みたいけど、今は読む時間がないからあとで、ということです。
一般的なブックマークが、記事に対しての評価もしくはなにか一言残したいという動機で付けられているのに対して、「あとで読む」タグ付きのブックマークというのは自分が読みたい・知りたい内容が書かれている良さそうな記事、つまりブックマーカーの興味対象を表した物になっていると。
「あとで読む」タグが付けられた記事をあとで読むかどうかって言ったら、次から次へと新しい記事が出てくる日々で振り返って読みたかった記事を読む時間をちゃんと取れてる人ってそんなにいなさそうです。でも、「あとで読む」タグがつけられてる記事は大勢の人が読みたいと思ってる記事なことは間違いない。
じゃあ、逆に「あとで読む」タグを付けられた記事が出てくるのを見ていれば、誰かが読もうと思ってる記事、すぐには読めない分量だけど、まとまった時間がある時に読んでみるとためになりそうな記事が並んでいるのを見つけられるかもしれません。