全録型レコーダーが次々と登場する2012年

【小寺信良の週刊 Electric Zooma!】第550回:来たぞ全録! 東芝レグザサーバー「DBR-M190」 -AV Watch


地上デジタル波の全録用レコーダーとして東芝から「DBR-M190/180」が登場したののレビュー記事。



放送される番組を全て録画して、後から好きなように見られるという全録型のレコーダー、アナログ波の時代から存在してましたが、地上デジタル波に切り替わってまた新たにいろんなメーカーから全録型のレコーダーが出てくる中での東芝バージョンがコレ。


全録型レコーダーは普通のレコーダーとは全然違う代物


後から遡ってテレビ番組を見られるというのは、テレビという映像媒体の概念を根本からひっくり返してしまうもの。



だって、知人からの口コミや、twitterfacebookなどネットで話題になってるテレビ番組を知ったとしても、いままではyoutubeにアップされているのをなんとか見つけてみるくらいしか見る手段が無く、せっかく面白そうな番組に気づいてももう二度と見られないなんて残念な想いをしたことが何度もありました。



それが、1週間程度という期間の縛りはさすがにあるものの、過去に遡って見逃した、あるいは気づいていなかった番組を見る事ができる。最高じゃないですか。撮って見ては消し、スタイルでテレビ番組を録画・視聴してる人なら、いちいち番組録画しなくて、一週間の間なら好きなときに遡ってみられる、いちいち録画予約とか意識しなくても済みます。


いくつかの全録型レコーダーが発売される時代


参照記事でレビューされている東芝の「DBR-M190/180」以外にも、バッファローの「DVR-Z8」、アナログ全録レコーダーで有名だったSPIDERも地デジ対応版の一般家庭用の発売が2012年内に予定されている模様。





http://spidertv.jp/


テレビ放送がもっとネットデマンドに注力してくれれば、放映された番組を後からネットで見られる様な時代も将来やってくるのかもしれませんが、そうなるまではこういう全録型レコーダーがその役割を担ってくれるんだと思います。



個人的には放映地域でチャンネル数が違うみたいなのも、解消してくれればありがたいんですけど、さすがに単なるレコーダーにはそこまでは期待できず、そこは地域格差として我慢しなければならない状態が続くんでしょうね。放送局側の状況が変わらないうちは。