ホームページを持つ人が珍しかった時代から、SNSなどによって多くの人がネット上に参加するようになる現状


いよいよ会員数も100万人に到達しようというmixi、ここまで普及してくるともう後は勢いで広まるところまで広まっちゃうポジティブフィードバックがかかった段階に突入してるのは間違いなく、周りの人もぽつぽつと「mixiはじめました」なんて参入してくるわけです。

そんな新規参入組みが、mixiで私を見つけてメッセージやらMy mixi登録やらを送ってくるのはいいのですが、なぜだかみんな自分が誰だか名乗らない!!


「流れてきました〜」
「へじさん、はっけーん」


そんだけのメッセージ。

・・・お前らはいったい誰だよ!w 超能力者じゃないんで、名乗ってもらわないと誰だか分かりませんて。ホント。本名での登録が推奨されてたりする(たしか、だけど)mixiですが、ほとんどの人はハンドルネームをつけて参加するわけで、よほど一発で分かるような名前でもない限りハンドルから本名を思いつくのは無理です。

でも、mixiのようなSNSが広まったおかげで、ネットに自分のスペースを持つ(まぁSNSだとクローズドなエリアでですけど)人が増えたのは、正直嬉しいことなのかもしれません。


自分のホームページを作り出してもう7年くらいになりますが、リアル知人にサイトを見つけられて何度も冷やかされてきましたから、ネットに参加する人が増えるのはこっちサイドな人が増えるってことで、ほら、もう冷やかしてらんないだろうって訳です。

特に妙なことを書いてるサイトでもないのに、ものめずらしさや普段と言動が違う!(そりゃ、人によっては普段と違うと感じる人もいるでしょう、まぁネットで書いてる文章はほぼ素で書いてるんですが)とかってネタにされるわけですよ。別に公開してるサイトを見てほしくない訳ではないですが、知人のネタとして見られるのは勘弁ってなところはあったりします。

とある仕事関連のメーリングリストに誘いたいから○○さん(私)のメールアドレスを教えてください、と聞かれた返事として、私のメールアドレスといっしょに趣味で作ってるサイトのURLをつけて返信するってのは、本人は面白がってやってるんでしょうが、やられた方はほんといい迷惑。仕事は仕事、趣味は趣味でちゃんと分けてくれよ、と思うわけです。

こんな風に思うのは、たぶん自分の中でハンドルを使って活動してるネット上の自分と、現実社会で本名で活動してる自分とをきっちり分けて考えているからかもしれません。もちろん公開してるサイトを見られたくない、なんてことは全然ないし、いくつも作ってるサイトで全然別の人格を演じているなんてわけもなく、単に冷やかしの材料として使われることがイヤなだけなんですけどね。



ちなみに、リアル知人にハンドル名がバレタのは、その昔チョコエッグという食玩が流行っていた頃、それを安売りしている店を発見して、それを知人に教えるのに掲示板に書き込んだら、「チョコエッグ」をキーワードに検索されて、
その掲示板の書き込みが発見され、状況証拠から私本人と断定された、という、お前ら探偵か何かかよ!と言いたくなるような経緯だったりします。

その後は、もうなし崩し的に知人から知人へと、伝言ゲームのようにURLやハンドル名が伝えられていき、気が付けばほとんどの人が知ってるという状況に。


こんな状況も、SNSやブログの流行によって、ネットに参加する人の数が増えれば、過去の笑い話になったりするんだろうなぁ・・・、と夢見つつ、早くそんな日が来ないかなぁと思ってたり。