手帳を使って脳トレーニング。
手帳を使って、手書きで何かを書き綴るってことを日々繰り返すのって、よくよく考えてみれば、ずいぶんと脳のトレーニングになるね!って話。
パソコンが、携帯電話が、電子手帳が普及して、文章を書くという手段が字を書くって行為から離れて、キーボードを打ったり、キーを押したりすることでできるようになって久しいんですが、字を書くという行為と、キーボードやキー入力で文章を入力するという行為は、文章を作るという点ではいっしょでもかなり違うと思うんですよ。
キーボードを打ったり、携帯電話のキーを打ったりしての文章入力は、たとえば文字変換はコンピューターがやってくれたり(確定するのは自分ですが)、携帯電話だったら文字予測までしてくれて、あまり頭を使うことなく文章を入力できるようになっています。
より簡単に多くの文章は出力できるようになったけど、その割りに頭を使っていない。
で、手書きの手帳はというと、これは実際にペンで字を書かなければならない。パソコンを使って文章を打つことに慣れていると、ホント漢字が出てきません。あぁ、こうやって人間退化してくんだな、、、と思うことしきりなわけです。で、ここで実際に字を書いていくと、漢字の書きとりじゃないですけど、意外と頭のトレーニングになってたりする。
なんでこんなこと思ったかというと、DSの「もっと脳を鍛えるDSトレーニング」をプレイしてると、漢字書き取りのだけずいぶんとすらすら書けるのに気づいたから(笑)
そういやここ1〜2年くらい、いろんな手帳類を使ってて、毎日継続とまでは行かないけど結構手書きで文章を書くようになったな、と気づいたからです。
最初、手帳を付け始めた頃は手書きで文章を書くのが久しぶりで、なんかちょっとした漢字も出てこないで、えらい苦労したような気がしますが、最近では結構すらすら書けるようになりました。
手書きで文章を書く機会が少なくなった今、どんな方法でもいいから手書きする機会を作るのは以外と大事なのかもしれません。手帳じゃなくても、たとえば日記でもいいし、手紙でもいい。世の中、どんどんデジタルなモノが幅を利かせてきていますが、アナログな手書きってのも頭のトレーニングには大事ですね。
東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2005/12/29
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