発熱地帯: プレイヤーから「手ごたえ」を奪うゲーム

さて、『FF7』派生作品の1つ、『ダージュ・オブ・ケルベロス』の出来があんまりですね。昔からスクウェアはRPG以外のジャンルはダメ、と言われていましたが、いまだにその体質は変わらないようです。

いやぁ、デキが悪いという噂はネット部分のβ版の頃から見ていたのでおぼろげに知ってはいました。でも。アドベントチルドレン見て、更にその後の話ってことになると、見てみたいなぁって気分になってしまいますよ。うん。

地雷覚悟で購入したら、激しく両足が吹っ飛んだ感じ。

一生懸命チュートリアル入れたり、普段こういうゲームしない層に対する配慮があったりと、考えられてはいるんですが・・・・・・ホントにこのジャンルじゃないとダメだったんでしょうか??? FFファンはこのジャンルは求めてないと思うのが一点。そして、FPSとして楽しもうと思ってもそれがままならないってのがもう一点。

ゲーム中のイベントシーンがシームレスに淀みなく進むようなHALOのようなFPSを知ってる身としては、30秒おきとかに入るイベントシーンのためにいちいち読み込みで画面止まって、更にしばらくイベントシーンみるだけなんてのは苦痛でしかありません。



「新鬼武者」は、スタート1時間くらいは「これもやっちゃったか?」感を感じてびくついてましたが、使用できるキャラが複数になってくる辺りからなんとか面白くなってきてホッと胸をなでおろしているところ。最初のとっつきがなんか悪いです。

壮大なデモシーンから、なんかちまちましたゲーム画面になり、更にいきなりボスで何をしたらいいやら良く分からないままにゲームが進む。せっかくの導入部分なんだから、もうちょっとプレイヤーを引き付ける何かが欲しい。

そして、もうちょっとチュートリアルぽい部分が多くてもいいかなぁという印象。一閃とか練習させてくれるシーンとかあってもいいような。

ただ、はまってくるとなかなかに楽しいゲームです。結構プレイ時間も長いみたいだし、なんかカプコンのゲームのコスチュームとかもあるようで。

新 鬼武者 DAWN OF DREAMS

新 鬼武者 DAWN OF DREAMS