コンピュータ関連雑誌の流行廃り


ちょいと昔話になりますが、まだネットが普及していなかった頃のコンピュータ関連雑誌、特に月刊誌の多くは、だいたい語られるテーマが決まっていました。

  • プリンタ特集 ついにここまで写真に近づいた!!
  • プログラムを書こう 誰でも分かる!!
  • パソコンゲーム 海外ゲーム特集!!
  • 定番アプリケーション比較 10大定番アプリ対決!!

なんて具合。


こういうテーマがまぁ10前後あって、それを毎年ぐるぐる回して雑誌が出来上がるという(笑)何年分か購読してると「お、今年もまたアプリ対決の時期か!」なんて感じに。


それが、インターネットが流行りだしてからというもの、すっかり話題はネット関連に持って行かれてしまった感じがします。上の定番テーマは、コンピュータだけで完結する話だとそのくらいしかバリエーションがなかったのが、インターネットが普及して、世の中のあらゆるモノがネットの対象になりうるのや、次々と生まれるネットの新技術に押されて、なんかコンピュータ関連雑誌というよりかは、ネット系の雑誌という方が多くなっていろんな雑誌が生まれ、リニューアルし、廃れていってという流れが普通に感じられるようになりました。


私も昔は月に5〜10冊ほどその手の雑誌を購読してたんですが、今じゃせいぜい2〜3冊。日々の情報はほとんどネットで読めるから、雑誌にはネットで手に入る情報ではない部分や、気になってる話題を重点的に特集してたりとか、そういう雑誌しか買わなくなりました。



でもなぁ。気に入って買ってる雑誌ほど廃刊になりやすいんですけど(苦笑)


最近お気に入りで、定期購読しようかなぁって思ってたiNTERNET magazineも廃刊になるそうで。

ネットから多くの情報を得るようになっても、紙の媒体はどこでも読めるっていう素晴らしいメリットがあってなくなることはないと思ってるので、好きな雑誌が廃刊になるのは寂しさを感じます。これも時代の流れなのか。


私が好んで読むようなニッチな分野の雑誌は、ネットの普及とともにどんどん廃れていくんでしょうか。うーん、ネットは便利だけど、それはそれで寂しいなぁ。