PCを使うとき避けては通れない再インストール作業

パソコンのOS再インストール時に起こった”思わぬトラブル”に巻き込まれた人の話。これって、思わぬというか、結構よくありがちな話な気がします。

記者は思った。パソコンは仮想化技術によって,早く電力サービスのようなユーティリティになるべきだと。

結局、私たちがパソコンを使ってしたいのは、メールなりウェブ情報なりさまざまなファイルだったりという情報を扱うという作業であって、自分の使用しているPCを特別な環境にしてたりすると、いざそれが失われたときの損害は、その環境を復活させるための手間がかかるという意味でかなりのものになります。


情報(データ)を扱うという観点で考えると、上述の記者が述べているように、さまざまな端末(PC)上で同じように作業ができる環境が整う形が望ましくて、端末と扱うデータは独立してる形のほうが理想です。いざ端末が何かトラブっても、他の端末ですぐに作業に復帰できるという形です。


一昔前だと、OSが調子悪くなってもなんとかそれを適当に直したりとかができたりした時代もありましたが、今の複雑化したOSではヘタにあれこれ悩むよりかは再インストールした方が解決が早かったりしますから、再インストール作業はトラブルシューティングの手段として有力です。が、しかし、ネットの普及とさまざまなウイルスが蔓延している事情、再インストール作業にはネット接続が欠かせないことから、それに起因するトラブルが再インストールを必要以上に面倒でやっかいな作業にしてしまっています。

OSのバージョンを最新版にアップデートする作業が完了するまでは、OS供給元以外とはアクセスしないような再インストールツールにできないものなんですかね。アップデート中にウイルスに感染とか、ホントにげんなりですからね。