ネット上の複数の場所に参加する意味


はてなの十庵 - 複数のブログをもつ理由とかタグをつける理由とか
忘却防止。 - ブログの別館をこしらえたくなる3つのシチュエーション

を読んで。


今、ネット上で参加している場所はと考えると

場所 目的 会話相手 状態
北の大地から送る物欲日記 オープンな場所での自分の本拠地 誰でも オープン
mixi 知人限定で日常的な生活日記など 知人 クローズド
wiki 某ネットゲームのギルド用コミュニティとして開設 ギルドメンバー クローズド

の3つが大きなところかな。

ブログの使い分け

テーマ・カテゴリごとにブログを別にしたい、という考えはあるんだけど、あまりあちこちにブログを分散させても面倒、それぞれが更新しなくなってしまいそう、ってのはあります。

理想は、一箇所のブログに全てをまとめて、中のカテゴリー分けでうまく見たい人が見たいテーマ・カテゴリの話題だけを選択的に見られるってのだけど、それはなかなか難しそう。

はてなリングとかも、はてなダイアリーのあるカテゴリだけを登録とかできたらもっと有効活用できそうなのに、今の形ではどうにも使いにくい。


ブログをまとめるって意味で、別サイトを作ることはあるかもしれない。例えば、だーっと書き連ねたブログのエントリーをテーマ別に見やすくまとめたwikiサイトとかは作ってみたいと思ってるし。

属する集団による使い分け

これだけ多くの人がネットに参加するようになって、いままで以上にいろんな関係の人とネット上で接するようになりました。だから、自分が属している集団もいろいろあります。

高校、大学時代の友人、サークルの仲間、パソコン通信時の同じフォーラム出身者、ネットゲームでの知り合い、ホームページで知り合った知り合い、などなど、ぱっと書いてみただけでもいろんな知り合い集団に私は属していて、それぞれそのメンバーだけで語り合える場所があったらいいなぁと思います。そして、そういう場としてはクローズドで余計なことを気にしなくていい場所が望ましい。

リアル知人にばれたとき

私はすでにリアル知人にネット上でのハンドルもバレていますし、サイトも知られています。だから、このハンドルでネットとリアルを違う場所として存在する自由はすでにありません。

最初はかなりげんなりもしましたが、慣れてしまうとそんなに気にならなくなりました。それはネットに参加する人が増えて、ネットという場所に参加しているのが特殊なことじゃなくなったってのも大きいと思います。

最初こそ、ものめずらしさでがんがんサイトにアクセスしてきたりしますが、だんだん飽きてこなくなります。そんなもんです(笑)


どうしても現実と切り離して活動したければ、それはそれで、別ハンドルで活動して、このハンドルとは一切関わりあいを持たないようにすればいいだけですしね。

ネット上の複数の場所に参加する意味

現実世界で人がいろんな集団に属している(学校、会社、地域、親族などなど)のと同様に、ネット上でだっていろんな集団に属することになります。

何もそれら全てを無理やり結びつける必要はなくて、それぞれの集団で、それぞれのやりやすい形でやればいいし、個室(クローズドなエリア)を使いたければ、そうする術がネットにはあります。

場所をわきまえない行動をすれば、ネットの多くの人に声を届けられるという特性が悪い方向に働いて、それこそ祭りのような状態になってしまいますが、それは現実社会でも同じですよね。


もっといろんな人と知り合って、いろんなことを語ったりしたいと思うから、いろんな場所に参加しようと思ってて、そのためのコストもまた非常に安かったりします、ネットでは。