幅広い出会いの可能性を得た現代の子供たち


13〜17歳ユーザーの14%は「ネットで知りあった人と会ったことがある」と回答:ITpro」を読んで。

13〜17歳のインターネット・ユーザー1160人を対象にアンケートを実施したところ,3分の1がインターネット上で知り合った人物と「実際に会ってみたい」と答えており,14%は「すでに会ったことがある」という。

これはアメリカの調査ですが、日本でも同様の傾向になっていくのは間違いないと思います。


私が始めてネットを通じて知り合った人と会ったのは、だいたい10年ほど前。いま33歳ですから、23歳のときですね。当時じゃ、そんなことしてる人周りにいなかったから、天然記念物扱いだったのを覚えています。


なんらかの趣味や話題について、自分の周りにいる人の中には同じようなことに興味を示す人が見つからなくても、ネットで探せば比較的簡単に同様のもの、ことに興味を示す人が見つかります。

パソコン通信の頃だったら自分の興味のある話題のフォーラムに参加すればよかったし、それ以外でも2chや様々なテーマについて語られている掲示板だったり、個人のブログだったり、mixiのようなSNSの中でのコミュニティだったり、と探せばいくらでも同好の仲間を見つけることができます。よほどのマイナーな事柄でなければ。


同じ趣味や興味を持つ人と交流を繰り返すうちに、次第に実際に会ってみたいという流れになるのはごくごく当たり前のこと。


ただ、ネット上にはそういう趣味や興味を通じた出会いだけではなく、単に出会いだけを求めて彷徨う人々も大量に要るのは事実ですから、実際に会う前には少しばかり用心した方が自分の身のためです。


私は大人になってからこういうネットを通じて知り合いを作るような世界を体験していますが、これが子供の頃から存在している今の子供たちってどう考えているんだろう?ってのに非常に興味があります。彼らの世界(現実とネット両方を含む)は、我々の頃のそれと比べるとものすごい広がりを持ってるじゃないだろうか?


ただ、現実でもネットでも、その世界に存在するルールだったり、マナーだったり、危ないことだったりをきちんと子供に教えてあげられる大人の存在は重要ですね。特にネットの法は大人も怪しいですから(苦笑)