そんなに簡単ではない今回の騒動を簡単にしようとしてる人々

しかもまとめサイトは美味しいところだけ持っていくけれど、本当はそれが何百何千スレもあるわけですよね。そういう掲示板の書き込みはまるで天然資源のように見なすけれども、コピペの方だけは作者の労力なんだとするところが都合が良い発想でしょう。

そして、まとめサイト(全てがそうではない)はそういうレスの書き手に対しては「無償でそれを提供しろ」というわけでしょう。「でも、それって単なる我侭ではないのか」? 「なんらかのお礼」どころか金づるになったと笑いながらバカにしているわけでしょう。

それに、同じ対価(他のサイト)に対して、VIP系ブログの労力が低いという点では、変わらないでしょう。だからそもそも反論になっていません。

うーん、中途半端に触れずに完全に独立した記事で書いたほうが良かったですね。私が前の記事の対象としていたのは、アフィリエイトをただひたすら浅ましいとする人々だったのですが、例として今回の2chまとめサイトの騒動を出したのは不適切だったようです。


前記事は、まとめサイトを叩いてる人たちへの反論ではなくて、アフィリエイトをただひたすら浅ましいとする人々への反論です。

2チャンネル系のまとめスレの話題では、掲示板で書かれている元ネタを使って儲けているって点が気に入らないって人が多そうで、そこにはアフィリエイトに対する是非以外にも大勢の人が関与して作っている作品に対して、誰かが利益を上げることを良しとしない、そんな単なるアフィリエイトとはちょっと違う状況でもあるのが、問題をややこしくしている。

その辺に関しては、これからのネットワーカー達の行動が前例を作り上げ、今後どういう方向に向かうかを決めるのだろう。いろいろ考えることはありそうだ。

って、その部分についての考えではないことを書いたつもりだったんですが、ここは見てもらえませんでしたか。書き方が足りなかったか。



問題のまとめサイトの作者がソースたる2chVIP板の書き込みに対して、何らかの還元をするなり感謝の意を示すなりをせずに、むしろ馬鹿にした態度を取ったのなら、それは反論を受けても仕方のない行為だと思います。それを擁護するつもりはありません。VIP板で書き込みを行っている人たちが反論するのは当然でしょう。


ただ、だからと言って作者の労力をまったく無視するというのもまた極論。



この騒動を見てると、いろんな思惑の人がいるのに、ひたすら2極対立に持っていこうとしてる節があるように感じます。味方、敵に分けて、敵だとみなしたらひたすら攻撃に転じるという。


ここの記事がそういう顛末をよく見てるかな。
しっぽのブログ: 「嫌儲」についてと、vip系ブログを叩き潰すとどうなるか。

別に叩き潰すつもりなんて毛頭なく、その話をきっかけにアフィリエイトについての考え方を記したかったんです。


いろいろと考えるところがある話なのに、ひたすら敵味方で区別して叩こうとして回っている人々がいるのが残念。

追記

これはまさしく「2チャンネルのまとめサイト系」の話題そのものであり、反論なのだと思います。これが話題や反論ではないなら、論旨がつかめません。

に対する説明。

私が言いたかったのは、

アフィリエイトを実際にしたことのない人が言う「単にコピペしただけでぼろ儲けしやがって、浅ましい」

ということに対しての反論なのですが、それがすべての「2チャンネルのまとめサイト系」の話題への反論と取られてしまっているのが私の意図しているところと違います。

んー、こうやってじわじわと各人が意図するところがずれていくと、何が問題でどうしたいのかが分からなくなっていくのが怖いですね。