「ブログ十訓」を記す
「続ドクバリニッキ - 『実録あだち充物語』」(from 明日は明日の風が吹く)を読んで。
漫画家十訓!!
すぐ頭に「ブロガー十訓」が思い浮かんで、きっと誰かが書いてるだろうなぁと思ったけど、あえてそれは調べずに考えてみた。
反省はしていない。
<ブロガー十訓> 一、ブログは勢いで書け、未完成くらいがちょうどいい。 一、見たり聞いたり体験したり、ブログネタは日々の生活から。 一、ブログに何かを記すのは、ネット上に自分という存在を作る。 一、弘法筆を選ばずとも、ブログサービスと執筆環境はよく選べ。 一、人は人、自分は自分、自分の当たり前が世の中のルールではない。 一、相手を罵倒・嘲笑するブログは、別の誰かに罵倒・嘲笑されている。 一、ブログは人に見せてなんぼ、身内だけでやりたければブログを選ぶべからず。 一、ブログを書いているのはブロガー(人)、人を相手していることを忘れない。 一、短気は損気、根気よく、誠実に、マメにエントリをかき続けよ。 一、アクセス増えても安心まだならず、死ぬまで努力をおこたるな。
なんかそのまま二十訓まで行けそうだったけど、とりあえず十で。
>一、ブログは勢いで書け、未完成くらいがちょうどいい。
あまりに完成されてる文章だと、完璧すぎて絡みにくいかも(笑)
誰かにつっこまれるくらいでいいのかもしれません。コメントやトラックバックを使って、他のブロガーとやりとりするのがブログの醍醐味。
>一、見たり聞いたり体験したり、ブログネタは日々の生活から。
自分が知らないことは書けない。日々いろんなことにチャレンジして充実させれば、ネタはいろんなところに落ちている。
(北の大地から送る物欲日記 - ブログのネタはどこにでも落ちている)
>一、ブログに何かを記すのは、ネット上に自分という存在を作る。
ブログに自分の考えを書くことで、読者があなたという存在を知ることができる。
そして、そこでいろいろやりとりすることがあなたの糧となっていく。
(北の大地から送る物欲日記 - 何かを残すことでネットでの自分を作り上げていく)
>一、弘法筆を選ばずとも、ブログサービスと執筆環境はよく選べ。
ブログサービスはブログサービスごとにいろんな色があります。だから、そのブログサービスが自分に合っているかどうか、そこでブログを開く前にどんなブログがあるのかどうかを見てみるといいでしょう。ヤフーはネット初心者、楽天は主婦、はてなはネットマニア、などなどブログサービスで集まる客層が違います。別にその層じゃないと開いちゃだめってことはありませんが、一番コミュニケーション取ることが多いのは同じブログサービスのブロガーでしょうから、自分と合わないブログサービス選ぶと後から引越ししたくなるかもしれません。
執筆環境は、いろんなツールや方法があるので、それを学ぶといろいろ書きやすくなりますよってこと。
>一、人は人、自分は自分、自分の当たり前が世の中のルールではない。
人はそれぞれルール、マナーを持ってたりします。あなたが考えているルール、マナーが絶対のものではないことを忘れずに。相手にマイルールを強要してはいけません。
ただし、ブログというのはネット上にあって、ブログであるが故に多くの人に見られやすい場であったりします。そして、いままでネット上でさまざまな人が培ってきた経験やそれから得られたルール、マナーってのがあったりします。それを全く無視して自分の感情だけ振りかざすのは、得策ではないでしょう。ネットはあなたのために存在しているのではないのです。
>一、相手を罵倒・嘲笑するブログは、別の誰かに罵倒・嘲笑されている。
これは文章そのまま。世の中のいろんなことを罵倒、嘲笑して、悦に入っているブログをたまに見かけます。本人はそれで気持ちいいのでしょうが、それを読まされた方はげんなりします。それこそ、チラシの裏にでも書いておいてくれ、、、って言いたくなるような文章。
>一、ブログは人に見せてなんぼ、身内だけでやりたければブログを選ぶべからず。
ブログとして公開したならば、「知人は見るな!」とか「私の意見に賛成な人だけ見て!」って主張、願いにはなんの意味もありません。お願いするのは自由ですが、それを守るかどうかもまた、見ている人の自由なのです。公開しているものは誰でも見ることができるのだということを忘れずに。
どうしても知り合い限定とか、同じ意見な人だけでやりたいって場合には、プライベート機能などのアクセス制限のついてるブログやSNS、パスワードで会員限定にしたサイトを運営するのをオススメします。
>一、ブログを書いているのはブロガー(人)、人を相手していることを忘れない。
ネットだと、画面の向こうに人がいるんだってことを忘れて、なんでもズバズバ言えちゃうってのは危険です。あなたがブログで書いた文章、それをそのまま相手の目の前で読めますか?
>一、短気は損気、誠実に、根気よく、マメにエントリをかき続けよ。
一時的にカッとすることがあっても、誠実に対応していれば無事おさまります。あまりに相手がエキサイトしているときは、少し距離を置いてみるのもいいかも。
そしてブログをつけ続けるのは意味があります。たくさん書き続けて初めて見えてくることもある。
>一、アクセス増えても安心まだならず、死ぬまで努力をおこたるな。
アクセス増えても有頂天になるべからず。あなたのそれまで書いたことを読んで読者は増えたのであって、天狗になって書く内容が変わっちゃったら人が離れていくでしょう。
常に初心忘れるべからずで、努力しつづけるべし。
きっと、いろんな十訓シリーズあるんだろうな(笑)