ブログの寿命


吹風日記 - ブログはいつ死ぬのか、ウェブの噂も75日、光もともに運ばれて行く(from まなめはうす


はてなダイアリーのデータを元にしたブログの寿命調査。


さまざまなブログサービスでアクティブユーザー数が頭打ちになっているってのは、新しくブログを始める人と、ブログの更新をやめちゃう人とがちょうど釣りあってる平衡状態になっているんだと想像できます。「3月末のブロガー868万人、SNSユーザーは716万人--総務省が公表 - CNET Japan」なんてありますけど、実際のところブログを更新し続けるアクティブユーザーの数はいろんな調査の数を見るに、日本全体で数十万人程度な気がします。


そもそも、何か書くことがないとブログは始められません。最初は「ブログ始めました」で良くても、「ブログ2日目です」「ブログも3日目です」と書き続ける訳にも行きません。

そもそも、ブログに限らず、ウェブ上で何かしらのページを作るってのは、何か発信したいことがあるからってモチベーションが必要であり、それがないのに勢いで作られたブログはあっという間に寿命を迎えるでしょう。


じゃ、書きたいことがあれば、無事ブログが続くのか?と言うとそうでもありません。あまりにも非常識なことを書いて炎上してしまったり、書いてはいけないことを書いたり(例えば仕事上の守秘義務がある内容など)、一攫千金を狙ってスパムブログを作ったりしてもブログサービス側からはじかれたりします。


また、ブロガーも人間です、学校や仕事が忙しくなってブログをつける余裕がなくなってしまうかもしれませんし、心境の変化でブログをつける意欲を失ってしまうかもしれません。ネタを書き綴るブログなどの場合だと、ネタ切れがあるかもしれません。


これだけ多くの関門を乗り越えて更新され続けるブログたち。ブロガーたちはそれぞれ何かしらのメリット?を見出してブログを付け続けているんでしょうが、その数がせいぜい数十万人で日本国民の1%以下ってのも、その大変さを考えたら納得できる気がします。リアルな知人でサイト・ブログ持ちって人は、ほんと数えるくらいしかいませんし。


数年周期で回るネット上の活動


個人ホームページが作られるようになってから、さまざまなサイトを見てきましたが、だいたい数年周期で消えたり移転しちゃうところが多いようです。ブログも同じように、数年くらいがそのブログの旬な時期な気がしなくもありません。ブログやサイトで考えると、その運営者の環境が数年で変わってしまうってのが、ブログ・サイト停止の大きな理由な気がします。後は、長く続けすぎると飽きちゃうとか。


この数年って周期、ネットで知り合った人々と盛り上がる年数と感覚的に結構一致するんですよね。ある話題やテーマを中心に集まった集団だと、数年くらいは盛んに交流したりするのですが、だんだんとその盛り上がりが収まっていきます。別に縁が切れるわけではないんですが、なんとも不思議な感じです。一つのことを数年語り合うと、話題が尽きちゃうってのだったりするんだろうか? それだけでは無いような気もしますが。


この辺の寿命関連は、「ARTIFACT@ハテナ系 - [個人サイト]ブログの寿命」でいろいろな記事が紹介されています。やっぱ数年程度って感じてる人、多いんだなぁ。