バグが見つかったときの対処

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さまざまなプログラムが肥大化する中、ゲームソフトも例外ではなく、プログラム中にバグが見つかって販売停止、回収、交換などに至ることがよく見られるようになりました。ゲームソフトの場合、些細なバグでゲーム進行に問題がない場合は告知程度で終了、セーブできないとか、ゲームの進行に支障をきたすなどの場合になってようやく販売停止や回収などの手段になります。

これはゲームソフトの媒体にもよると思うんですよね。パソコンソフトのようにHDDにプログラムやデータを保存する場合には、後からパッチを当てて修正することで正常に動作するように変更を加えることが可能ですが、ROMカセットだったりDVD−ROMだったりするゲームソフトの場合にはそうはいきません。

こういう情報はネットをまめに見て情報収集しているような人はすぐに気がつきますが、そうでない人は気づく手段がないのが問題。いくら公式サイトにバグ情報を掲載しても、そこを見ていない人は気づきようがありません。


ゲームソフトもHDD記録などになって、パッチを当てることでバグを修正できるようになればいいと思うのですが、現状はまだまだROMカセットや光メディアに保存されたものが主流なので、この問題はしばらく続きそうです。どうしても発見できなかったようなバグは仕方ないと思うけど、出荷前チェックをしっかりすれば防げるようなバグはしっかり発売前に修正しておいてもらいたいところ。安い買い物じゃないんだし。

営業的な問題で発売時期がずらせずにバグありで出荷されるゲームソフト、「どうしても急いで発売しないといけない都合」と「後々でバグが分かり回収騒ぎになって被る信用減」を天秤にかけたら、ちゃんとユーザーを見てるんなら絶対に後者の方が重いはずなんですが、どう見てもバグが分かるのに発売されているゲームソフトを見ていると、ゲームメーカーによっては前者の方が重いところもあるようです。