ブログを書くってこと


ブログでのニュースサイト運営の勧め ひとりごと/ウェブリブログ」を読んで。

ブログを書くときの内容として多いのは、日記のような毎日の身の回りの出来事を綴ったものだとよく言われますが、yas-toroさんが書かれているようにニュースサイト運営ってのも面白いものです。


ニュースサイトって言うと、何かまじめにニュースを紹介しないと駄目なの?とか思うかもしれませんが、たいていのニュースサイト運営者はそんな固苦しいこと考えずに、自分が面白いと思った記事を紹介するってスタンス。


家で家族と、学校で友達と、会社で同僚と「そういえば、昨日あんなニュースあったけどさ・・・」なんて日常的に会話しているのを、ブログという場所で書いているだけです。違うのは、それをインターネットを通して多くの人が見にくること。


日記のように毎日の自分の生活を綴るブログだと、人によっては結構ネタ切れしてしまいがちですが、ネット上で見つけてきた興味深い記事なりサイトなりを紹介する形なら、ネタ切れに困ることはそうありません。


人のブログを紹介することで交流が生まれる


誰かのブログの記事を読んで、自分ならこう思う、とか、そこはこうじゃないのか?などと思ったら、そのブログの記事を引用、トラックバックして自分の考えを書いて見る、そうすれば、たいていの場合はトラックバックを頼りに、どんなことを書いたのかな?と自分のブログ記事を見に来てもらえます。

自分のブログを持っている人なら分かると思いますが、コメントやトラックバックが付くと「お?」とワクワクしますよね? ただ自分のブログにコメントやトラックバックが付くのを待つのもいいですけど、自分の方からコメントやトラックバックを付けて見ると、かなりの率で反応してもらえます。


何度かそういうやりとりをしていくことで、相手に自分のブログを覚えてもらえますし、また紹介した相手のブログからの訪問者も来るようになります。


どうして他人のブログを読むのか?

この自分語りコメントを大量につける事で何が生まれたか。元々は雑文書きがやるニュースサイトだから長文コメントつけて差別化するか、ぐらいのつもりだったが、やってみると、その私のコメントに対してコメントして貰える事が分かった。元ネタを受けての私の考え……に対するコメントを貰えるようになった。

何かのキーワード、例えば「世界樹の迷宮」でもいいや(笑)をウェブで検索して、それが含まれたブログ記事を見るのは何故か?

それは、「世界樹の迷宮」というモノを、自分以外の人はどう思っているか知りたいからではないでしょうか?


あるキーワードに関してだけでなく、ある記事に対してその関連記事やトラックバック先、リンク先を読むのも、やはり同じように、その記事に対して他の人はどう思っているか、考えているか知りたいから。

そういう点で、自分語りコメントってのは、それ自身も重要なコンテンツになっているんだと思います。


yas-toroさんの「明日は明日の風が吹く」のように、コメント付ニュースサイトという形が確立されていれば、紹介されているニュースももちろんですが、コメントを見たくて巡回するって人も多いはず。(私もそうです)


ブログを見るってのは、単独コンテンツ(1つのブログエントリ)を検索やニュースサイト、ソーシャルブックマーク経由で見るという形と、そのブログを書いているブロガーの書くもの(紹介するもの)を見たくてブログを巡回するって形のふたつがあって、基本は前者なんだけど、日々更新し続けることでじわじわと後者の読者も獲得できるんだと思います。


何かを発信し続けることでブログは成長していく


日記でもいいし、ニュース紹介でもいい、とにかく何かを発信し続けるってのがブログ。


自分から何かを発信し続けていると、それに対して何か反応があったり、大勢の人が見にやってきたり、思っても見なかった反論があったり、反応して何かを書いてもらえたり。じわじわとではあるけど、発信したことへの反応は確実にある。どんどん発信し続けることで、ブログは確実に成長していく。

これは自分の知的好奇心を満たしてくれるペットを飼っているようなものなのかもしれない。



だからブログはやめられない。