過去記事を生かすには


はてなに学ぶ - ネット考古学、みたいなことを提案か」を読んで。

ただ、こんな面白い記事があったよ、と、はてなブックマークやら、ブログで言及やらで拾い上げることはできるはず。
インパクトファクターの高いサイトで記事を書かれている方、はてなブックマークのヘビーユーザは、こんな視点も持ってネット巡回をするといいのではないか。

こはちょっと逆に思っていて、過去の興味深い記事をブログで言及したり、はてなブックマークのようなソーシャルブックマークで拾い上げてくるようなブックマーカーだからこそ、インパクトファクターの高いサイトとなりえたり、はてブで言うところの多くのFav(お気に入り)を抱えるアルファクリッパーとなりえているんじゃないだろうか。


ブログで文章を書くって行為の方が、過去記事を読んで良い記事を発掘してくるって行為より圧倒的に多いために、なだれのように新しい記事によって古い記事が流しつくされてしまっている。


過去の良記事をより活用するのに必要なのは、

  1. 過去記事まで遡って読むような読者の増加
  2. 自分が良いと思った記事をブログなりソーシャルブックマークなりで紹介する人の増加
  3. 書き手側で自分の過去記事を参照しやすい書き方をすること


1.はその人の読み方のスタイルだったりもするので、そう簡単には変わらなさそう。

3.はブログというスタイルだといろいろと難しい部分があったりする。カテゴリ分けやタグなどの機能をうまく使う、自分の過去記事をソーシャルブックマークなどで管理する、などあるが、これはそのうち新しい過去記事を活用できるサービスがでてくるかもしれない、と思ってたりもする。


一番簡単なのは2.で、今では簡単に利用できるようになったブログやソーシャルブックマークで、自分が良かったと思う記事や感銘を受けた記事、参考になった記事を拾い上げていけばいい。

一人一人では、取り上げられる記事の数に限界はあるけれども、1万人がひとつずつの記事を挙げれば合計すれば1万記事が拾い上げられることになるのだから。



そんな訳で、ニュースサイトや記事を紹介するブログを書いている人、ソーシャルブックマークを利用している人がもっともっと増えれば、今は埋もれがちな良記事がもっと発掘されていくのでは、とこれからに期待して、ブログやソーシャルブックマークの利用をいろんな人に勧めています。