ネットをどのように使ってきたか


忘却防止。 - ごく一般的なユーザがweb2.0な体験に至るまでの履歴を書き連ねてみる
b# - 何となく振り返り
インターネットを使うようになって10年以上経つけど、どんな経緯を経てきたか振りかえってみて。id:hatayasanさん、id:yumizouさんのエントリを見て書きたくなったので書いてみる。


パソコンとの触れ合い

  • 1983年頃、友達の家でパソコンに触れる。8bit PC時代。
  • 1986年頃、実家でPC導入。ゲームとBASICプログラミングにはまる。〜1991年くらいまで。
  • 1992〜1995年、PCから離れてた時代。
  • 1995年〜、大学でまたPCを使うように。周囲の環境から必然的にMac
  • 2000年〜、自宅用のマシンとしてWindows機を購入してWindowsに触れる。

ネットとの触れ合い(ネット環境)

  • 1988年頃、パソコン通信に興味を持つも、まだ普及率低くて導入まで至らず。
  • 1995年、大学の研究室でインターネットに触れる。
  • 1996年〜、自宅用マシンを購入してからパソコン通信(Niftyserve)を始める。
  • 1997年〜、プロバイダと契約して自宅にインターネット環境導入。
  • 2000年、いいかげん56kモデムに耐え切れなくなり、引っ越して光回線導入。

ネットとの触れ合い(サービス)

  • 1996年〜、パソコン通信でフォーラム、パティオに入り浸る。
  • 1997年〜、パソコン通信でチャットにはまりそうになったので、インターネット環境を導入してIRC(チャット)にはまる。
  • 1998年〜、自分のホームページを作成する。内容的には今のブログと変わらない。
  • 1998年〜、あちこちの掲示板を巡回する日々。セガBBS→2ch
  • 1999年〜、ゲーム機でネットゲームデビュー。以後、ドリームキャストPS2XboxXbox360とネットゲームは多数プレイ。
  • 2002年〜、FF11(数ヶ月)、信長の野望online(4年)とMMOをプレイ。
  • 2003年〜、自宅鯖を立てて、MovableTypeでブログ開始。
  • 2004年〜、知り合いに紹介してもらってmixiに参加。
  • 2005年〜、実家との電話用にskypeを使うように。
  • 2005年3月〜、ブログをはてなダイアリーに移転。
  • 2005年4月〜、はてなブックマーク利用開始。
  • 2006年3月〜、レンタル鯖でネットゲームの知人用にwikiサイト開設。
  • 2006年12月〜、ニコニコ動画利用開始。
  • 2007年4月〜、Twitter利用開始。
  • 2007年7月〜、Ustream.tv利用開始。

いろんなネットサービスを使って

  • ホームページを見始めたのは1995年からだけど、自分から書き込みを行うって意味でネットに参加しだしたのは1996年のパソコン通信から。パソコン通信では、Mac関連、ゲーム関連のフォーラムに参加してました。
  • パソコン通信で何度もやりとりした人たちとパティオ(個人掲示板)を開設。主要メンバーとは今でもどこかしらでやりとりしてます。(互いのホームページ、ブログ、mixiなど)
  • IRCによるチャットは1997年〜2002年頃までほぼ毎晩参加してました。
  • IMは1997年のICQの頃から使ってるけど、回りに使ってるユーザーが少なくてあまり有効活用できず。
  • メールはパソコン通信時代は良く使ってたけど、インターネットになってからほとんど使わなくなりました。
  • あちこちのゲーム系掲示板を見て廻ってた時期は、ゲーム関連のネット知人とIRCでチャットしたりしてました。
  • 2chは情報源として使うことが多くて、書き込みはほとんどしません。たまにするけどつい名前残したくなるので、匿名掲示板に向いてないぽいw
  • ネットのいろんな新しいサービスはとりあえずトライして見る派。印象に残ってるのはボトルメールかな、あれは楽しかった。
  • ホームページはメインと、その時々にはまってたものでいくつか。メインは昔から今のブログのように、興味あるもの、ニュースの紹介的な形。
  • パソコン通信を利用してた時期は、かなりの数のオフ会に参加してた。オフ会に出るために全国あちこちに出かけてたのもその時期。何度も会って親しくなった人たちと出会うのは、オフ会というか普通に友人と会うのと変わらない感覚。
  • ここ数年は、ネットゲーム内での知人とオフ会をやることが多い。

大きな影響を受けたネットサービス

  • パソコン通信。自分のIDがあって匿名じゃない状態で他のユーザーとやりとりするのは、ネットに参加する上でいろいろと経験になることが多かった。ネット上にはいろんな主義主張な人がいること。ネット上では、日常生活で知り合う人々の中には見つからないような自分と興味、波長の合う人を見つけることができること。
  • ホームぺージ、ブログ、個人掲示板などを作って自分から情報発信してると、どこかで誰かが見てくれる。それを見て、同じ興味、波長な人が声をかけてくれたりするので、情報発信はどんどんするべき。
  • IRC(チャット)、IMなどは非常に便利だけど、知人に利用者が少ないと有効活用できない。これらのツールを使いこなすのは、ある程度適性がある気がする。例えばIRCはチャットだけど、常にその場に居てリアルタイムな返事を期待するような人だと利用の幅が限られる。
  • ブログはトラックバックを使って自分の情報発信を相手に告知できるのが自分にとって画期的だった。自分が気になる情報を発信してるブログとやりとりすることで多くのブログに自分のブログを認知してもらい、また逆に自分のブログにトラックバックしてくれたブログから多くのブログを認識することができた。
  • はてなブックマークで、自分の興味あるサイト、エントリなどを記録できるようになったのは大きな変化だった。いろんなブックマーク情報を使うことで、情報収集の幅が広がった。いろんな知識、情報を持つ人々をブックマーカーとして認識できたのが大きい。
  • YouTubeニコニコ動画などによる動画の閲覧は、自分においてテレビの視聴と完全に置き換わっている。与えられる番組をひたすら受けるか、自分から見たいものを検索して探して見るかの違いは大きい。自分が見たい映像のほとんどはこれらの動画共有サービス上で見ることができる。レコーダーが壊れたせいもあるが、自分から録画しようとは思わなくなった。
  • Twitterで多くの人のつぶやきを見るようになって、自分のアンテナが広がり、ネット上の知人の数や範囲、密度が増した。ある程度適当に増やしたFollowing半分、発言の流れや他のサービスで知った人から加えたFollowing半分くらいの割合だけど、Followingの数が増すほどに面白くなる。自分と似た興味を持つ人、波長が似てる人ばかりではなく、さまざまな人のつぶやきを見ることができるのが面白いのかも。
  • Ustream.tvでの配信には、自分晒しと、自分が見てるモノ晒しの二つの流れがあって、そのどちらも面白い。自分の生活を晒すのは、ブログに自分の生活を綴るのより、ずっとリアルタイムで情報量の高い形での情報発信とも捉えられる。
  • どんなサービスを利用しててもそうだけど、スタート時の盛り上がりに集まってくるユーザーってのは、サービスがブームになってから参加してくるユーザーとは決定的に違う何かを持っている。熱意、発想、集中力が全然違う。いろんなサービスに手を出す理由のひとつには、スタート時の盛り上がりを体験したいって部分もかなりあるかも。

今年に入ってTwitterを始めてから、自分が感じるネット上の進化の速度が妙に加速してる気がします。そういう意味では、Twitterの影響は非常に大きいです。

今後、どんな形でネットが進化してくのかは、非常に期待するところです。新しいサービスを楽しんで使いつつ、ネットによる可能性が広がっていく様を経験して、それを多くの人に伝えられたらな、と思います。