ブログネタを寝かさない訳


ブログをやってたりすると、そこで書くネタを思いつくことはよくあるのですが、ネタを寝かせておいて後から書くというのがどうにも苦手。


思いついた瞬間が一番高いテンション


あるネタを思いついたとき、それを書きたいってテンションは思いついた瞬間が一番高い。思いついたときは「あんなことを書きたい!」と強く思っていたはずなのに、数日後にそのネタを思い返してみると「あれ、そんなでもなかったかなぁ」とテンションが下がってるのを感じる。

また、時事ネタだったりニュース系なネタだったりすると、数日立ってから書こうとすると同じネタについてあちこちですでにいろんな人がブログにエントリを書いているのをすでに見た後だったりする。書こうと思ってた内容と全く同じ様なことが他で書かれているとさすがにそのまま書くのは気が引けるし、かといって無理矢理に何かつけたして書く!ってのもなんか違う。


早さが生きる場合


逆に、新しいWebサービスやニュースなど旬な時期があるネタを早めに書くと、まだ他に記事がないタイミングなら大勢の人が見に来てくれたり、他の人が後から同じネタについて書くときに参照してくれたり、言及してくれたりなんてこともある。

ブログを書こうってテンションが高いときに、Twitterなどのリアルタイム性の高い場所でみかけた新しいネタについて、見つけた瞬間、数分から一時間くらいでエントリを書いてしまうことがたまにあるのだけど、そうやって書いたネタではかなりの確率でGoogle検索の一ページ目に入ることができる。これは早いタイミングでエントリを書くことの利点のひとつ。


今の話題や思考を見せる場としてのブログ


ブログってのは、書いたエントリがたんたんと積み重なって次から次へと流れていく、いわば「今の話題や思考を見せる場」なので、これだ!って思ったネタはそのときに書き出せなかったら後からでは出しにくいって意識が自分の中にあるんだと思う。だから、ネタは思いついたけれどすぐには書けなかったものや、書きかけのまま放置してしまったエントリなんかは後から書こうって気にあまりなれない。

つまり、日々生活してる中で考えたこと、知ったこと、感じたことなどをそのタイミングで出力していくのが自分にとってのブログってこと。


ブログの次って何だろう


そんなブログをもう5年以上書き続けてると、何度も書くことで自分の中にこういう考えがあるってのが見えてくる話題もいくつかあったりする。ブログを書くことで、日々の思考や気づきはログ化できているけれど、それをまとめて何か形作れないだろうか?と考えることがよくある。

自分がブログで書いてきたことの要点を抽出してまとめるような行為。Webという場をその出力に使うとしたら、どういう形態が向いてるんだろうか?


追記:はてブコメントでの反応へのコメントをアップしました。
「ブログを寝かさない訳」への反応から - 北の大地から送る物欲日記