PS3のWebブラウザ機能


PS3のWebブラウザ、独自エンジンだからできること - ITmedia News」を読んで。

最近じゃいろんなゲーム機にブラウザが搭載されていたり、携帯電話でネットが見られたり、はたまたテレビにもアクトビラみたいなネットを閲覧するサービスが導入されていたり、といろんな機器からネットを利用できるような時代になってきています。

テレビに接続したPS3で操作することを考え尽くした操作性が売りだ。例えばズーム機能。テレビでWebサイトを閲覧する際は、画面から離れて見ることが多いため細かい字は読み辛い。コントローラの方向キーや左スティック(L3ボタン)でカーソルを合わせ、さらに右スティック(R3ボタン)を押し込むだけで、その部分をズームできるようにした。

なんかiPhoneSafariにおけるダブルタップによる拡大みたいな機能?と思ってしまうけど、こういう再生手段に対応して快適に閲覧できるようにするしくみってのは重要。


ゲームによってはWebブラウザ連動機能を備えている。最もよく使われているのはオンラインマニュアル。Webからゲーム内にマニュアルを引用できるため、開発者はHTMLさえ書ければマニュアルデータを作成でき、ゲーム内にマニュアルを仕込んでおく必要がない。ユーザーも、紙のマニュアルを探し回る必要なく、疑問点をゲーム中にそのまま確認できる。

いちいち印刷物を作る必要もなければ、後から誤植やミスに気づいても修正可能だったりと、結構メリットも大きそうなオンラインマニュアル。ゲーム機がそれに対応する必要性、常時ネットに接続されてる環境などが必須だけど、それに見合うだけの便利さはありそうです。



一昔前、ゲーム機で初めて本格的にモデムを活用したネット利用を成し遂げたドリームキャスト、あれのブラウザをずっと使ってたなんて人もいました。PC知ってたらとても不便で使えたもんじゃなかったんだけど、PC持ってない人(ドリームキャストはゲーム機だからPC持ってないってのも十分あり得る)にとってはあれがインターネットへの入り口だったと。