都会と田舎を移り住んで


登別→札幌→東京、と次第に都会へと移り住んだ後に、
再びまた登別に出戻ってみて、
都会と田舎の差ってのはやはり大きいのを感じる。


売ってる物が違う、入荷日が遅いなんて物流の話。
時の移り変わりの速度の違い。
競争の量の差からくるサービスやセンスの違い。
人口規模による経済、産業、政治などの違い。
働く環境の違い。



今はネットがあるから、人とのコミュニケーション手段は一昔前より
ずっと豊富になっていて、それこそ地球上のどこに住んでても
それなりにコミュニケーションを取ることが可能になった。

だから、コミュニケーションという点から見ると、住む場所がどこか?
なんてことに対するこだわりはずいぶんと少なくなった。
でも、さまざまな環境に対する差は、ネットから得られる情報によって
、そして実際に自分で移り住んでみた経験によって、
都会と田舎で相当に大きいことに気づかされる。



ネットがあって外界と接していられるから、こうやって実家に出戻って、
療養生活みたいな日々を送っててもどうってことないが、これが
ネットがない時代だったらと考えるとゾッとする。

一旦田舎に引きこもったが最後、出てこられなくなるんじゃないか?という
重力に耐えられなかっただろうってことに。



願ってこういう状況になった訳では無いけれど、いろんなことを
考えるといろいろとタイミングは良かったのかな、と思う。
後、数年早くても、数年遅くても、この状況はあり得なかっただろうから。